一宮市産業体育館等整備基本計画

　産業体育館は、尾西スポーツセンター及び木曽川体育館とともに、一宮市の社会体育施設として、一般利用や市民大会等の会場に使用されています。しかしながら、昭和38年の竣工後、築50年以上を経過し老朽化により施設全体の損傷が著しく、耐震診断の結果においても強度不足が指摘されましたので耐震補強・改修を検討してまいりました。

　また、産業体育館の近隣には、神山公民館及び神山としよりの家の2つの施設があり、神山公民館は昭和55年の竣工後、築35年以上経過しており、延べ面積も317.16平方メートルと最近改築された他連区の公民館に比べて狭隘で、施設整備面においてもトイレが男女別ではありません。

　神山としよりの家については、昭和43年の竣工後、築47年を経過しており、老朽化による設備の故障が頻発しております。浴室は1室しかなく、午前と午後で男女を入れ替えて利用しており、利用者に不便を強いています。

　以上のように、いずれの施設も、近い将来に整備が必要となります。施設の整備については、限られた財源の中でより有効に整備・維持することを目的に施設を集約させ、合築による建替え整備とします。

　この度、産業体育館等整備基本計画策定委員会を設置し、「産業体育館等整備基本計画」を検討し、策定しました。