総合治水って、どんなこと?
ページID 1004033 更新日 2022年1月15日 印刷
最近、宅地化が進み、雨水をためたり、しみ込ませる田や畑が減ってきています。そのため、昔より短い時間でかつ一度にたくさんの雨水が、河川や水路などに流れ込み、河川などがはん濫しやすくなるなど、水害発生の危険性が高くなっています。
開発が進む前
雨水の多くが地中に浸透したり、水田などに貯留され、下流への流出は抑えられています。
開発が進むと
地表がコンクリートなどで覆われ、水田などがなくなることで下流への流出が増え、低地の洪水被害が増大します。
こうしたことから、従来からの河川などを整備するハード的な「河川等対策」に、低下した保水・遊水機能(雨水をためたり地面に浸透させたりする機能)を確保する施設整備などを行う「流域対策」や洪水ハザードマップの公表など、ソフト的な「浸水被害軽減対策」を組み合わせて、総合的な洪水対策を行うようになりました。このような考え方を『総合治水』と呼んでいます。
そこで、一宮市では、東海豪雨水害を教訓に、総合治水について以下のように取り組んでいます。
一宮市における総合治水
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