地区景観形成計画

良好な都市景観の形成に関する方針　

銀座通りは、尾張一宮駅前の中心市街地に位置し、シンボルロードとして一宮市の顔を形成するとともに、主要歩行者モールとして、当市における重要な役割を果たしています。
　その沿線は商業地であり、当市を訪れる人々に一望される玄関口であるとともに、市民のふれ合いの場であることから、誰にも親しまれ、ファッション交流都市を印象づける魅力的な顔づくりを目指した都市景観を形成し、シンボルロードと一体となって、21世紀へ受け継がれる魅力的な都市環境を育てていく必要があります。
　そのため、銀座通り都市景観形成地区においては、水と緑とひととの調和した潤いのあるまち並みのなかに、洗練されたデザインによるまちを演出し、活力と賑わいのあるファッション性豊かな都市空間の形成を図るものとします。

形成基準の策定のための指針

良好な都市景観の形成に関する方針に基づき、本市の顔・玄関口として、また、中心商業地として、魅力ある都市空間を創造することとします。

1. 立ち寄りたくなるような遊び心のある、活気に満ちたまちをつくるため、歩道や公開空地などの確保とともに、広告物等の調和した快適な歩行者空間の創出を図り、にぎわいを演出する。
2. シンボルロードとの一体感を図り、眺望の連続性と秩序あるまち並みをつくる。
3. 四季に彩られたくつろぎとやすらぎを演出し、快適なまちをつくるため、樹木や花、あるいは水といった景観要素の適切な配置を図る。
4. 中心商業地としての量感ある都市づくりのなかにも、洗練されたデザインによるファッション性豊かなまち並み形成を図るため、建築物・工作物等については、景観に配慮するとともに、周辺の環境との調和を図る。