27年度の政策公約の状況を報告します
ページID 1011058 更新日 2022年1月14日 印刷
27年2月の市長選挙で掲げた40項目の政策公約(マニフェスト)は、市民の皆さまとの約束であり、市政運営の基本となるべきものと考えています。
平成27年度の実施状況を、中間報告としてお知らせします。
主な項目の取り組み状況
政策公約全体の取り組み状況(40項目)
福祉・教育
1 子育てを応援するため、学童保育を充実させます
子どもたちの夏休み期間中の学童保育の場を確保するため、臨時の放課後児童クラブを2カ所開設し、40人の児童を受け入れました。また待機児童の多かった貴船児童クラブは、移転により定員を88人に拡大し、待機児童を解消しました。
さらに引き続き、1~3年生を対象に、放課後子ども教室を8校で実施しました。
2 子ども医療費の負担軽減に取り組みます
これまで、小中学生の通院医療費(保険診療分)のうち自己負担額の3分の2を助成してきました。子育て世代の負担を軽減するため、28年度から小中学生の通院医療費の全額を助成します。
3 ICT(情報通信)について、プログラミングなど実験的・先進的な取り組みのほか、負の側面にも配意した情報モラル教育を実施します
デジタル・インターネット社会を生きる子どもたちのために、小学校から情報モラル教育を実施しました。
4 小中学校の校舎の改修など、学びの環境整備を進めます
小中学校の校舎改修工事を2校、教室改修工事を10校、トイレ改修工事を1校で行いました。
5 保育所への複数同時入所の場合の支援を拡大します
保育所などに3人以上入所している場合の全員の保育料無料化を継続実施しました。また既に入所の園児がいる場合、そのきょうだいは同一園に入園しやすくなるよう入所認定基準の見直しを検討します。
6 新しい教育委員会制度に適切に対応します
法改正に伴う「総合教育会議」を設置しました。27年7月・11月と計2回、会議を開催して、一宮市の教育が抱える課題について議論しました。
7 市民病院を核とした医療体制をさらに充実します
「地域医療支援病院」として、地域の医療機関との連携の充実を図り、引き続き、医療機能充実のため医師確保に努めます。また「地域がん診療連携拠点病院」として診療提供体制を強化するための緩和ケア病棟や、先進的で良質な医療を提供するためのハイブリッド手術室を備えた新棟の設計を進めています。
8 障害者福祉の充実を推進します
グループホームの整備・運営を行う社会福祉法人などに対して、建設費の一部を2件補助しています。
9 健康寿命の長い地域づくりに取り組みます
生活習慣病予防、疾病の早期発見・早期治療のため、各種健康診査事業を実施しました。またスポーツ推進委員による出前講座・啓発・助言を実施しました。
産業・経済
10 一宮を“地方創生”リーダーに!アベノミクス地方創生メニューを活用します
人口減少問題に取り組み、将来にわたって活力あるまちであり続けるために「一宮市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を2月中に策定します。また市民の皆さまと一緒に地方創生への理解を深めるために「いちのみやシティプロモーションミーティング」を開催しました。
国の地方創生メニュー(交付金)を活用して、総額12億円の地域創生スーパープレミアム付き「いちみん商品券」や「ふるさと名物商品」を販売しました。また交付金を活用し、他自治体と連携して人材育成や移住促進に関する取り組みも行います。
11 さらに産業基盤の整備を促進。企業誘致のために官民で連携した窓口を設けます
一宮商工会議所・いちい信用金庫・尾西信用金庫と連携し、引き続き創業者の支援を実施しました。加えて、7金融機関と地方創生にかかる包括連携協力に関する協定を締結しました。また企業立地に対し奨励補助を行いました。(27年1月~12月の8件について記者発表を実施)
12 情報発信、イメージアップに官民で取り組むとともに、「一宮」「尾州」ブランドの強化を応援します
映画やテレビなどの撮影を誘致する官民合同の「いちのみやフィルムコミッション協議会」を観光協会内に立ち上げました。フィリピン国営放送で放映される連続ドラマの舞台として一宮市が選ばれ、妙興寺や浅井山公園、木曽川堤防などでドラマの撮影が行われました。
また「尾州」ブランドの周知を図るため、「尾」マークのタグを付けるための規定を整備するとともに、百貨店の三越伊勢丹と協力して一般消費者へのプロモーションを東京で実施しました。
13 農業の6次産業化、農+商+工の連携を支援します
一宮市6次産業化地産地消推進計画に向け協議会を設置しました。地方創生の交付金を活用した「ふるさと名物商品」では、当地の農産物や食品等が多数販売されました。
14 個性あふれる商店街へ活性化を支援します
商工団体等事業費補助金を引き続き交付しました。
15 一宮市「オープン・データ」を進め、専門家や企業等との協働を図ります
オープンデータの利活用等に関する調査、検討を行いました。一宮市国民健康保険では、データヘルス計画を推進します。
16 一宮の地域資源を活用して「いちのみや名物」を創出します
いちのみや名物を創出する企業を応援するため、インターネットなどを活用して「ふるさと名物商品」の販売を27年7月から始めました。
また「いちのみや応援寄付金(ふるさと納税)」を27年12月にリニューアルし、寄付をいただいた方へ「いちのみやの特産品」の贈呈を始めました。12月の1カ月間で845件の寄付(16,823,874円)の申し込みがありました。
17 新しい“ビジネス特区・基地”を一宮に誘致します
特区に見合う業種の調査、研究を行いつつ、関係各所への働きかけを実施しました。
安全・安心
18 防犯カメラなどの対策充実を支援します
青色防犯パトロール団体へドライブレコーダーを貸与し、67台のパトロール車両に設置しました。また47の町内会などが設置した149台の防犯カメラに対し、設置費用の一部を補助しました。
19 防災について総合的にまとめたハンドブックを作成・配布します
南海トラフ地震の被害想定や避難所情報、災害に備えた事前対策など、防災に関する情報をまとめた総合的な防災ハンドブックを作成し、28年4月に配布します。
20 災害時などの市民への情報伝達手段を増やして確実なものとします
インターネットを利用したコミュニケーションツール(SNS)を活用し、災害に関する情報の迅速な発信や情報収集ができる仕組みを整備します。
21 総合的な治水対策を推進します
千間堀川・川崎川・野府川に係る河川改良を行いました。また、今伊勢小学校流域貯留施設築造、小信調整池増設、大志小学校・北山川に係る測量・設計を行いました。
22 公共施設の耐震化、民間木造住宅の耐震化促進に取り組みます
西分庁舎(現オリナス一宮)・大山住宅H棟・尾関住宅集会所・河端住宅集会所・春明住宅6号棟・宝江住宅・大宮公園弓道場・尾西市民会館などの公共施設の耐震補強工事を行いました。また、民間木造住宅の耐震改修費補助を30件補助する予定です。
23 老朽化公共施設の建替え期に合築するなど、柔軟かつ効率的なマネジメントを進めます
公共施設等総合管理計画の策定作業に着手し、人口推計、公共施設等の現状把握を行いました。
24 消防団庁舎の整備、団員の確保とともに、救急隊配置署所の増強や、救急救命士の養成を進めます
救急隊配置署所を増強するため、浅井・西成消防出張所統合庁舎建設用地の購入・造成などを行いました。また救急救命士を2名養成しました。
25 木曽川河川敷・周辺の整備を進めて「健康づくり」の拠点にします
奥町区間(木曽川緑地)の0.3kmにおいて、遊歩道・自転車道などを整備しています。
レベルの高いスポーツを身近で楽しむため、関西7人制ラグビーフットボール大会を誘致しました。またいちのみやタワーパークマラソンを開催しました。
引き続き、木曽川大堰のゲート操作の運用などの協力依頼を行い、国・県と一体となったキソガワフユユスリカ対策に取り組みました。
26 空き家対策など将来を見すえた住宅政策に取り組みます
まずは現況を詳細に把握するために、空家等の実態調査を実施しています。
27 公共下水道の整備を進めます
27年3月31日現在の人口普及率は65.1%です。30年度末までに67%を目指します。
28 自転車や歩行者にもやさしい交通環境整備を進めます
光明寺二ツ屋線の歩道幅員を拡幅し、210mの改築工事を行いました。また通学路カラー塗装も継続して実施しました。
29 バス運行などについてデータを基に継続的な見直しを行います
i-バス「尾西北コース」「尾西南コース」「木曽川・北方コース」の見直しを実施しました。また「一宮おでかけバス手形」などの一日乗車券の販売、公共交通マップの配布など、利用促進策を実施しました。
30 より“市としての一体感”を感じられるように、幹線道路の整備を進めます
新一宮尾西線で560メートル、木曽川玉野線で100メートルの道路改築工事を行いました。また福塚線、今伊勢北方線、合わせて990メートルで測量・設計を行いました。
31 国/県プロジェクトの着実な実施を働きかけます(新濃尾大橋、日光川2号放水路、名鉄尾西線の高架化、北尾張中央道、名岐道路の延伸、萩原多気線など)
新濃尾大橋(仮称)、日光川2号放水路、名鉄尾西線の高架化、北尾張中央道、名岐道路の延伸などを、期成同盟会(県・市)等により国などに対して、事業促進や早期事業化を要望しています。
市政全般
32 マイナンバー開始に適切に対応して、 将来の“デジタル市役所”を見据えた検討を進めます
Wi-Fiなどのインフラ環境の整備を市役所本庁舎で行い、市幹部会議をタブレット端末を活用した電子会議(ペーパーレス)に切り替えました。 28年度は市内の公共施設など約40カ所で、市民の方や観光客など誰もが利用できるWi-Fiアクセス箇所を整備します。
またマイナンバー制度の開始に伴い、「個人番号カード」を申請した方へ窓口でスムーズにお渡しできるように、パソコンやスマートフォンなどで予約できるシステムを導入します。
33 行財政の「集中改革プラン」を推進します
3年を期間とする新たな行財政改革大綱(第3期集中改革プラン)を策定しました。
34 木曽川文化会館の建設、尾西市民会館の改修を進めます
27年度中に文化創造の拠点とした木曽川文化会館ホール棟を建設します。また尾西市民会館の耐震補強工事に合わせて、ホール客席、トイレなどの改修をします。
35 フットサル・ワールドカップ(2020年に向けて愛知県が招致活動中)、※伊勢志摩サミット、東京オリ・パラ2020、のようなビック・プロジェクトに貢献します
一宮市総合体育館および光明寺公園球技場を東京オリ・パラ2020の事前キャンプ候補地として 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に意思表明書を提出しました。
※27年2月の市長選挙では、主要国首脳会議(サミット)の開催地が決まっていなかったため、「名古屋・愛知サミット(2016年の先進国首脳会議G8を招致中)」との表記でした
36 市民との協働の推進をさらに図ります
引き続き、市民が選ぶ市民活動支援制度や、地域づくり協議会等の取り組みを進めるなど多くの分野で市民活動との連携を図りました。
さらに若い世代などの幅広い取り込みをねらい、市ウェブサイトをリニューアルし、SNSを利用した情報発信・拡散を行います。
37 市役所の柔軟化・活性化を進めます
企画部に地方創生室を新設し、部を越えた横断的な組織を設置しました。
38 競輪場の跡地、多くの声をききながら実りある使いみちを探します
競輪場跡地の有効的な活用方法の決定を目指し、土壌調査、プロポーザル提案募集に向けての事前準備を行いました。
39 第7次総合計画(10か年計画)を策定し、着実に実行します
30年度から始まる第7次総合計画の策定に向けて、市民ニーズを把握するためにワークショップやアンケートを実施しました。
40 “女性が輝く街”一宮を目指します
女性の声を聴取するようなシンポジウムの開催などを検討しています。
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