政策公約の達成状況を報告します

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ページID 1028667  更新日 2022年1月14日 印刷 

 27年2月の市長選挙で掲げた40項目の政策公約(マニフェスト)は、市民の皆さまとの約束であり、市政運営の基本となるべきものと考えています。
 平成30年度までの、取り組み状況をお知らせします。

政策公約の取り組み状況(40項目)

福祉・教育

1 子育てを応援するため、学童保育を充実させます

  • 学童保育の対象年齢について、これまで小学校3年生までだったものを、平成27年度には小学校4年生までに、平成31年度からは小学校6年生までに引き上げました。
  • 長期休暇期間については、学校区による利用制限を解除しました。
  • 小学校1~3年生を対象として放課後に最終下校まで学校で過ごす「放課後子ども教室」を、32校(利用定員1,300人)に開設しました。

2 こども医療費の負担軽減に取り組みます

  • 小中学生の通院医療費(保険診療分)を無料にしました。(平成28年4月診療分から)

3 ICT(情報通信技術)について、プログラミングなど実験的・先進的な取り組みのほか、負の側面にも配意した情報モラル教育を実施します

  • ソフトバンクグループ株式会社が実施する社会貢献プログラムに市内27の小学校・中学校が参加し、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を活用したプログラミング教育を実施しました。(平成29、30年度)
  • 情報モラル教育の一層の充実を図るため、子どもや保護者に向けた啓発活動のほか、教師向けの研修を実施しました。

4 小中学校の校舎の改修(エアコンの整備)など、学びの環境整備を進めます

  • 小中学校の校舎、教室、トイレ等の改修を計画的に進めました。
  • 市内全ての小中学校の普通教室及び音楽室に、空調設備(エアコン)を整備しました。
  • 休日の市役所の会議室などの公共施設を開放して学習スペースを設け、青少年のための学習環境を整備しました。

5 保育所への複数同時入所の場合の支援を拡大します

  • 入所基準を見直し、既に入所している園児の兄弟姉妹を同一園に入所しやすくしました。
  • 保育所などに3人以上入所している場合の全員の保育料を無料にしました。

6 新しい教育委員会制度に適切に対応します

  • 現役子育て世代を含む6人体制の教育委員会とし(旧体制は4人)、児童生徒の保護者の意見を反映し地域の実情にあった教育行政を進ました。
  • 新教育委員会制度のもとで教育委員会と連携を強め、総合教育会議を開催し、教育に関する諸問題の解決に向けて取り組みました。

7 市民病院を核とした医療体制をさらに充実します

  • 「地域がん診療連携拠点病院」として、質の高いがん医療を提供するために緩和ケア病棟を整備しました。
  • 尾張西部医療圏では初めてとなる最新鋭の手術支援ロボット「ダヴィンチ」や心臓系疾患手術に対応したハイブリッド手術室を備えた新棟を整備しました。
  • 「地域医療支援病院」として、地域の医療機関との連携を推進しました。

8 障害者福祉の充実を推進します

  • グループホームの整備・運営を行う社会福祉法人などに対して、建設費の一部を補助しました。 (平成27~30年度 累計 8件)

9 健康寿命の長い地域づくりに取り組みます

  • 「すこやか健康づくり公園整備事業」として簡単な筋力トレーニングやストレッチなどができる健康器具を14の公園・スポーツ施設に計45基設置しました。
  • 胃がん検診において、胃内視鏡検査を導入しました。

産業・経済

10 一宮を“地方創生”リーダーに!アベノミクス地方創生メニューを活用します

  • 「一宮市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を平成28年2月に策定し、国の地方創生推進交付金を活用し、他の尾州エリアの自治体とも連携して尾州テキスタイル産業のブランド化をより力強く推進しました。

11 さらに産業基盤の整備を促進。企業誘致のために官民で連携した窓口を設けます

  • 一宮商工会議所、いちい信用金庫、尾西信用金庫と連携し、起業・創業支援を実施しました。
  • 事業所の新設・増設及び雇用の創出を図るため、市内に立地する企業に対して奨励補助等を行いました。 (平成27~30年度 累計 24件) 過去4年間と比べると、14件の増加になります。
  • 官民の連携を強化するため、15の民間企業・大学と包括連携協定を結びました。

12 情報発信、イメージアップに官民で取り組むとともに、「一宮」「尾州」ブランドの強化を応援します

  • 「いちのみやフィルムコミッション協議会※」を立ち上げ、ロケ地の誘致や撮影の支援を行い、「海賊と呼ばれた男」などの撮影ロケ地として、「一宮」を広くPRしました。
    ※平成31年3月6日から「いちのみやフィルムコミッション」に名称変更
  • 尾州生地の製品に「尾州マーク」のタグ・織ネームを使用するためのルールを27年度に整え、関連業者や消費者へのプロモーションを行いました。
  • 「ダンス」をテーマに、七夕まつりのゲスト(EXILE USA・TETSUYA、荻野目洋子さん)や、小中学校の教員への講習会などで、一宮の元気を発信しました。

13 農業の6次産業化、農+商+工の連携を支援します

  • 一宮市6次産業化地産地消推進計画に基づき、農産物を生産する農業者とそれを加工・販売する商工業者のマッチングを行い、農商工連携を支援しました。
  • 市内の小中学校で、「一宮を食べる学校給食の日」を設け、地産地消を推進しました

14 個性あふれる商店街へ活性化を支援します

  • 地球温暖化対策事業等を対象に、商工団体等事業費補助金を交付しました。
  • 本町1丁目の老朽化アーケードが撤去された後、無電柱化の整備を行いました。

15 一宮市「オープンデータ」を進め、専門家や企業等との協働を図ります

  • 平成28年度に、「一宮市オープンデータカタログサイト」を作成・公開しました。平成30年度末現在、101件のデータを公開しています。
  • 名古屋大学とオープンデータをはじめとする情報通信技術(ICT)の活用について共同研究を進めており、普及のためのイベントも支援しました。

16 一宮の地域資源を活用して「いちのみや名物」を創出します

  • 市内で生産・製造された農産物、商品、製品を集めて、「いちのみや物産展」を開催するとともに、市内大型ショッピングセンターなどで販路拡大とPRを支援しました。
  • 「いちのみや応援寄付金(ふるさと納税)」について、寄付をいただいた方へ魅力ある特産品を提供しました。(平成30年度末 99品)

17 新しい“ビジネス特区・基地”を一宮に誘致します

  • 平成28年度に、愛知県の自動走行実証実験に参加し、平成30年度には、公道で5Gを活用した自動走行の実証実験フィールドとして一宮市が選ばれ、全国初の実証実験を市内で実施しました。
  • 企業立地を促進するため、三ツ井地内の萩原多気線の道路計画を進めています。

安心・安全

18 防犯カメラなどの対策充実を支援します

  • 青色防犯パトロール団体へドライブレコーダーを貸与し、パトロール車両に設置されました。 (平成27~30年度 累計 85台)
  • 町内会・マンション管理組合が設置した設置した防犯カメラに対し、設置費用の一部を補助しました。 (平成27~30年度 累計 155団体 427台)

19 防災について総合的にまとめたハンドブックを作成・配布します

  • 平成28年4月に、南海トラフ地震の被害想定や避難所情報、事前対策など防災に関する情報をまとめた防災ハンドブックを作成し、配布しました。また、それを活用し、主に町内会向けに防災講話を通じた啓発活動を実施しました。
  • 大規模災害に備えるため、西尾張地域の14市町村で災害対応に関する相互応援協定を締結し、近隣自治体との連携強化や応急復旧対策の充実を図りました。
  • 大規模災害時の迅速かつ効果的な緊急物資輸送等のため、佐川急便株式会社中京支店及び日本通運株式会社名古屋ロジスティクス支店と協定を締結しました。

20 災害時などの市民への情報伝達手段を増やして確実なものとします

  • 平成28年度から拠点避難所(小中学校)61カ所にFMラジオを配備し、災害時の情報確保の体制を整えました。
  • 平成28年度に、災害に関する緊急情報の発信や被災状況等の情報収集ができる仕組みとして、防災情報公式ツイッターを始めました。

21 総合的な治水対策を推進します

  • 河川改良工事や雨水貯留施設・流域貯留施設の築造工事等を行い、西尾張地域の総合的な治水対策を進めました。

22 公共施設の耐震化、民間木造住宅の耐震化促進に取り組みます

  • 老朽化した出張所・公民館の建替え工事や、市営住宅の耐震補強工事を行いました。
  • 民間木造住宅の耐震改修費補助を行いました。(平成27~30年度 累計 94件)

23 老朽化公共施設の建替え期に合築するなど、柔軟かつ効率的なマネジメントを進めます

  • 公共施設の維持・更新費用を軽減し、適切な配置を実現するため、平成28年度に公共施設等総合管理計画を策定しました。
  • 橋梁の長寿命化対策を20橋、公園の整備を40公園で行いました。
  • 上下水道施設の長寿命化を進めています。

24 消防団庁舎の整備、団員の確保とともに、救急隊配置署所の増強や、救急救命士の養成を進めます

  • 浅井・西成消防出張所統合庁舎を建設し、小信中島分団庁舎を建て替えました。
  • 救急隊1隊につき救急救命士2名を配置する体制にしました。

環境・交通

25 木曽川河川敷・周辺の整備を進めて「健康づくり」の拠点にします

  • 奥町区間(木曽川緑地)と木曽川区間(木曽川緑地公園)の遊歩道・自転車道などを計1.65km整備しました。
  • 質の高いスポーツ体験ができるよう、関西7人制ラグビーフットボール大会、タワーパークマラソン等のスポーツイベントを開催しました。
  • 木曽川大堰(稲沢市 馬飼大橋)の水門操作の運用などの協力依頼を行い、国・県と一体となったキソガワフユユスリカ対策に取り組みました。

26 空き家対策など将来を見すえた住宅政策に取り組みます

  • 平成28年度に空家等対策協議会を設置し、空家等対策計画を策定しました。計画に基づき、老朽空家解体補助、空き家バンクの創設を行いました
  • 空き家等の未然防止、管理の適正化など総合的な対策をするため、司法書士会・土地家屋調査士会・宅地建物取引業協会と「空き家等対策に関する協定」を締結し、空き家に関する相談窓口を開設しました。
  • 空家等対策協議会の審議により、14件を特定空家等(著しく周辺に悪影響を及ぼす空家)と判断し、所有者に対して指導等を行いました。

27 公共下水道の整備を進めます

  • 公共下水道の整備を行い、下水道処理人口普及率が67.5%(平成26年度末で65.1%)になりました。

28 自転車や歩行者にもやさしい交通環境整備を進めます

  • 児童の安全確保のため、市内小学校区の40人以上の通学路等にカラー塗装整備を行いました。引き続き、20人以上の通学路の整備を進めます。
  • 「ながらスマホ」の根絶をめざし、県・一宮警察署・市民ボランティアはじめ、各種団体と連携して啓発キャンペーンを実施しました。
  • 自転車や歩行者にもやさしい交通環境を整備するため、一宮市自転車ネットワーク計画の策定に向け、パブリックコメント等を実施しました。

29 バス運行などについてデータを基に継続的な見直しを行います

  • 「一宮おでかけバス手形」などの一日乗車券の販売、公共交通マップの配布など、i-バスの利用促進を図りました。
  • 地域と最寄りのバス停を結ぶ、i-バスミニの運行を開始しました。
  • 平成28年度に第2次一宮市公共交通計画を策定し、計画に基づく各種事業の検証及び見直しを行ってまいります。

30 より“市としての一体感”を感じられるように、幹線道路の整備を進めます

  • 新一宮尾西線、木曽川玉野線の道路改築工事を行いました。
  • 福塚線、今伊勢北方線の用地を購入するなど、幹線道路の整備を進めました。

31 国/県プロジェクトの着実な実施を働きかけます(新濃尾大橋(仮称)、日光川2号放水路、名鉄尾西線の高架化、北尾張中央道、名岐道路、萩原多気線など)

  • 名岐道路をはじめ、新濃尾大橋(仮称)、西尾張インターチェンジ(仮称)、名鉄尾西線の高架化等の早期事業化や事業促進について、国・県に対し要望しました。

市政全般

32 マイナンバー開始に適切に対応して、将来の“デジタル市役所”を見据えた検討を進めます

  • 市民や観光客など誰もが利用できるよう、フリーWi-Fiのアクセスポイントを、公共施設など96カ所に設置しました。
  • 交通系電子マネー決済を、市民課など7カ所に導入しました。
  • いちのみや子育て支援アプリを作成し、子どもの成長や予防接種の記録を行えるようにしました。

33 行財政の「集中改革プラン」を推進します

  • 平成29年度に行財政改革大綱(第4期集中改革プラン)を策定しました。この大綱に基づき、行財政改革を推進しています。

34 木曽川文化会館の建設、尾西市民会館の改修を進めます

  • 文化創造の拠点となる木曽川文化会館ホール棟を建設し、平成28年10月に供用を開始しました。
  • 尾西市民会館のホール客席・トイレなどの改修を平成27年度に完了しました。

35 フットサル・ワールドカップ(2020年に向けて愛知県が招致活動中)、伊勢志摩サミット、東京オリ・パラ2020、のようなビッグ・プロジェクトに貢献します

  • 平成30年度に全国高校総合体育大会(バスケットボール男子)が開催されました。
  • ラグビーワールドカップ2019公式チームキャンプ地(ニュージーランド代表、南アフリカ代表)に決定しました。受入準備を進めていきます。

36 市民との協働の推進をさらに図ります

  • 市民が選ぶ市民活動支援制度や地域づくり協議会等の取り組みを推進し、多くの分野で市民との協働を推進しました。
  • 市政情報を若者に発信するため、広報、ウェブサイトなどの既存の手段に加え、Twitter、Facebook、LINEなどによる情報発信を開始しました。

37 市役所の柔軟化・活性化を進めます

  • 人材の有効活用と組織の活性化を図るため、庁内公募制度を採用しています。
  • 薬剤師や獣医師など、専門知識や技能を持った外部人材の採用を開始しました。

38 競輪場の跡地、多くの声をききながら実りある使いみちを探します

  • 一宮競輪場跡地利用事業プロポーザル選定委員会で審議を重ね、株式会社LIXILビバと事業契約を締結しました。

39 第7次総合計画(10か年計画)を策定し、着実に実行します

  • 平成30年度から始まる第7次総合計画を策定しました。今後、計画の進捗状況も把握しながら計画を推進していきます。

40 “女性が輝く街”一宮を目指します

  • 内閣府が支援する「働く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言に市長として、賛同するとともに、あいち女性の活躍促進行動宣言に賛同し、「女性の活躍促進宣言」を行いました。
  • 子育て・介護等に合わせて働く「i-スタイル勤務(時差出勤)」を導入するとともに、育児休業中職員へ職場復帰支援用タブレット端末の貸し出しを行い、柔軟で多様な働き方を市から発信しました。

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