令和4年9月28日報道発表「市内医療機関における新型コロナウイルスワクチン間違い接種の発生について」

　新型コロナウイルスワクチン接種を実施している市内の1医療機関において、「モデルナ社が定める有効期限を4日超過したワクチンを6人に接種する事案」が発生しました。
　すでに当該医療機関から被接種者に連絡を終えており、現時点で健康被害は確認されていません（今回の事案以前に、当該医療機関にて同様の間違い接種は行われていません。）。
　今後、同様の事案が発生しないよう、ワクチンの適正管理について周知徹底し、再発防止に努めます。

1.経緯

　当該医療機関において、9月21日にモデルナ社ワクチンの接種を実施しました。同日の夜、当該ワクチンの有効期限が9月17日であることに担当看護師が気づき、間違い接種が判明しました。

2.原因

　当該医療機関では、有効期限を記した注意書きを冷蔵庫の上に貼っていますが、ワクチンを取り出す際に注意書きを見落としました。
　また接種時においても、ワクチンに記載されている有効期限を見落としました。

3.今後の対応

　被接種者に対して継続した健康観察などの必要な対応を行います。

4.再発防止策

　当該医療機関においては、有効期限を記した注意書きを冷蔵庫内のワクチンの保管器に貼るよう改め、取り出す際の確認を徹底いたします。
　また、医師会を通じて市内医療機関に対し、事例の情報共有とワクチンの適正管理について周知徹底を図ります。