5G利活用実証事業結果

事業内容

　市では、次世代通信「5G」を利用し、消防・救急分野での実証実験を行いました。
　消防・救急分野では、主に無線による伝達が行われているため、5Gの特性を活かした高精細リアルタイム映像での伝送を実際の訓練に取り入れ、今後の可能性を検証しました。
　実証実験結果は次のとおりです。

実証実験日程

令和2年11月19日（木曜日）　午前10時～午前11時20分

会場

（1）消防訓練　一宮市総合体育館正面駐車場
（2）救急訓練　１３８タワーパーク第3駐車場

実証実験概要

（1）消防訓練

• 消防隊員が装着したカメラの映像を遠隔地にて視聴する。
• 消防隊員がスマートフォンで撮影した映像を遠隔地にて視聴する。
• 消防現場の俯瞰映像をドローンで撮影し伝送する。

（2）救急訓練

• 救急車内計器の映像を伝送し遠隔地にて視聴する。
• 救急現場、負傷者映像を救急隊員が所有するスマートフォンで撮影した映像を遠隔地にて視聴する。
• 救急現場から搬送する俯瞰映像をドローンにて撮影し伝送する。

5G利活用実証実験結果

• 伝達方法が口頭から映像になることにより大きな効果があった。
• 5Gであれば高画質の映像でも問題なく伝送できた。
• 社会実装を想定し現在広く普及している4G　LTE回線を利活用した場合であっても、十分な画質の映像伝送が可能であった。
• 現場での利活用を想定した場合、できるだけ簡易に利活用できることが望ましいことが分かった。

5G利活用実証実験結果の詳細

実験結果の詳細については下記PDFファイルをご覧ください。

• 5G利活用実証事業報告書(総括) （PDF 1.1MB）
• 5G利活用実証事業報告書 （PDF 5.8MB）