中期財政計画(令和5年度～令和9年度)

　持続可能な財政運営を目的とした「一宮市中期財政計画」について、新たな5か年（令和5～9年度）計画を策定しました。

• 一宮市中期財政計画(令和5年度～令和9年度） （PDF 586.4KB）

一宮市中期財政計画とは

　将来世代に大きな負担を残さず、持続可能で安定的な財政運営を目指すための指針となるものです。
　前期の計画期間の最終年度が令和4年度のため、今回新たに5か年計画（令和5～9年度）を策定しました。

前期計画（平成30～令和4年度）のふりかえり

　次の2つの目標をいずれも達成する見込みです。

1. 　臨時財政対策債を除いた市債残高を430億円以下に圧縮します。
   →令和4年度末で428.8億円と達成します。
2. 　財政調整基金残高25億円を確保します。
   →令和4年度末で69.7億円と達成します。

新たな目標設定

　今回の計画では、計画期間（令和5～9年度）の収支見込みを推計し2つの目標を設定しました。

1. 　財政調整基金残高70億円を確保します。
   →新たな感染症や水害などの自然災害に備えるため、適切な規模の残高を確保する必要があります。
2. 　臨時財政対策債を除いた市債残高を400億円以下に圧縮します。
   →自然災害に備えたインフラ整備は進めつつも、小中学校をはじめとした施設の本格的な老朽化対策に備え、市債残高を圧縮していきます。

目標の達成に向けた取組

　施設の老朽化も進み更新時期を迎えており、計画的に進めていかなければなりません。
　本目標を達成するためには、前期の取組を継承し、組織を挙げていっそうの歳入の確保・歳出の削減に取り組んでいく必要があります。