新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について
ページID 1034775 更新日 2023年3月13日 印刷
新型コロナウイルスへの感染は、ウイルスを含む飛沫が口、鼻や眼などの粘膜に触れること、または、ウイルスがついた手指で口、鼻や眼の粘膜に触れることで起こります。
このため、飛沫を吸い込まないよう人との距離を確保し、手指のウイルスは洗い流すことが大切です。さらに、身の回りのモノを消毒することで、手指につくウイルスを減らすことが期待できます。
現在、「消毒」や「除菌」の効果をうたう様々な製品が出回っていますが、目的にあった製品を、正しく選び、正しい方法で使用しましょう。
手や指などのウイルス対策
手洗い
手洗いを丁寧に行うことで、十分にウイルスを除去できます。さらにアルコール消毒液を使用する必要はありません。
手洗い |
残存ウイルス |
|
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手洗いなし |
約100万個 |
|
石けんやハンドソープで10秒もみ洗い後流水で15秒すすぐ |
1回 |
約0.01% (数百個) |
2回 繰り返す |
約0.0001% (数個) |
アルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール)
手洗いがすぐにできない状況では、アルコール消毒液も有効です。アルコールは、ウイルスの「膜」を壊すことで無毒化するものです。また、手指など人体に用いる場合は、品質・有効性・人体への安全性が確認された「医薬品・医薬部外品」(「医薬品」「医薬部外品」との表示のあるもの)を使用してください。
注意事項
- アルコールに過敏な方は使用を控えてください。
- 引火性があるため、空間噴霧は絶対にやめてください。
モノに付着したウイルス対策
食器・手すり・ドアノブなど身近な物の消毒には、アルコールよりも、熱水や塩素系漂白剤、および一部の洗剤が有効です。
熱水
食器や箸などには、80℃の熱水に10分間さらすとウイルスを死滅させることができます。
塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)
テーブル、ドアノブなどには、市販の塩素系漂白剤の主成分「次亜塩素酸ナトリウム」が有効です。濃度が0.05%になるように薄めて拭くと消毒ができます。その後、水拭きしてください。
参考
0.05%以上の次亜塩素酸ナトリウム液の作り方
以下は、次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする製品の例です。商品によって濃度が異なりますので、以下を参考に薄めてください。
メーカー (五十音順) |
商品名 |
作り方の例 |
---|---|---|
花王 |
ハイター キッチンハイター |
水1リットルに本商品25ミリリットル(商品付属のキャップ1杯) ※ 次亜塩素酸ナトリウムは、一般的にゆっくりと分解し、濃度が低下していきます。購入から3カ月以内の場合は、水1リットルに本商品10ミリリットル(商品付属のキャップ2分の1杯)が目安です。 |
カネヨ石鹸 |
カネヨブリーチ カネヨキッチンブリーチ |
水1リットルに本商品10ミリリットル(商品付属のキャップ2分の1杯) |
ミツエイ |
ブリーチ キッチンブリーチ |
水1リットルに本商品10ミリリットル(商品付属のキャップ2分の1杯) |
<プライベートブランド>
ブランド名 (五十音順) |
商品名 |
作り方の例 |
---|---|---|
イオングループ (トップバリュ) |
キッチン用漂白剤 |
水1リットルに本商品10ミリリットル(商品付属のキャップ2分の1杯) |
西友 / サニー / リヴィン (きほんのき) |
台所用漂白剤 |
水1リットルに本商品12ミリリットル(商品付属のキャップ2分の1杯) |
セブン&アイ・ホールディングス (セブンプレミアムライフスタイル) |
キッチンブリーチ |
水1リットルに本商品10ミリリットル(商品付属のキャップ2分の1杯) |
※ 上記のほかにも、次亜塩素酸ナトリウムを成分とする商品は多数あります。表に無い場合、商品パッケージやウェブページの説明に従ってご使用ください。
洗剤(界面活性剤)
市販の家庭用洗剤の主成分「界面活性剤」も一部有効です。
※ 有効な界面活性剤を含む洗剤のリストや、洗剤の使い方を、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)のウェブサイトで公開しています。
次亜塩素酸水
次亜塩素酸を主成分とする酸性の溶液「次亜塩素酸水」も有効です。
あらかじめ、目に見える汚れを落としておき、有効塩素濃度80ppm以上(ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを水に溶かした製品の場合は100ppm以上)の次亜塩素酸水を使い、消毒したいものの表面をヒタヒタに濡らした後、20秒以上おき、きれいな布やペーパーで拭き取ってください。
※ 元の汚れがひどい場合などは、有効塩素濃度200ppm以上のものを使うことが望ましい
空気中のウイルス対策
換気
新型コロナウイルス等の微粒子を室外に排出するためには、こまめに換気を行い、部屋の空気を入れ換えることが必要です。
室内温度が大きく上がらない、または下がらないよう注意しながら、定期的な換気を行いましょう。窓を使った換気を行う場合、風の流れができるよう、2方向の窓を、1時間に2回以上、数分間程度、全開にしましょう。
空間噴霧について
(厚生労働省ウェブサイトより一部抜粋)
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