大雨時にトイレから水が噴き出さないようにするために

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ページID 1024340  更新日 2022年1月14日 印刷 

合流式下水道区域でトイレから水が噴き出す現象

どうしてトイレから水が噴き出すのか

大雨の日にトイレから水が噴き出すイラスト

 昨今のゲリラ豪雨のような、短時間に急激な雨が降っているときや、降りやんだ直後の場合、トイレの水が流れにくくなったり、トイレから「ゴボゴボ」といった音がすることがあります。これは道路内の下水道管が満管になることで、家庭内の汚水が排出できなくなり、宅地内排水管内に残った空気が圧縮されて、圧力が抜けやすいトイレなどから空気が逃げようとするためです。雨の降り方にもよりますが、場合によってはトイレから水が噴き出すこともあります。

 合流式下水道区域とは、汚水と雨水を1つの管路で一緒に集めて処理する方式の区域をいいます。

トイレから水が噴き出すしくみ

大雨の日に下水道管がまんかんとなり家庭の汚水が流れにくくなります。そのため宅地内の排水管にたまった空気が逃げ場を求めてトイレのふうすいを押し上げているイラスト

※1.封水(ふうすい)・・・宅地内排水管からの臭気や害虫の侵入を防ぐための溜め水

トイレから水が噴き出さないために宅地内排水管内の圧力を開放します

1.宅地内ますのふたを開けることにより宅地内排水管の圧力が開放されます

宅地内ますのふたをあけて 宅地内排水管の圧力を開放しているイラスト

 宅地内ますのふたは、マイナスドライバーなどでこじり開けることができます。

 雨がおさまった後は悪臭の発生原因となりますので、宅地内ますのふたは戻し忘れの無いようご注意ください。

2.宅地内ますのふたを密閉型から圧力開放型に取り換える

密閉型の宅地内ますのふたと圧力開放型のふたのイラスト

 圧力開放型のふたは、宅地内排水管の圧力が上がった際に上ぶたの一部から空気が抜け、圧力を開放するふたです。

 密閉型宅地内ますのふたを開けることと同等の効果が見込めます。圧力開放型のふたに取り換える場合、ふた枠からの工事が必要となる場合があります。

 工事については一宮市下水道排水設備指定工事店にご依頼ください。(下記リンク参照)

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管路保全課 維持グループ
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電話:0586-73-8151 ファクス:0586-73-0302
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