可燃ごみの中身を調べました(可燃ごみ組成調査)

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ページID 1033377  更新日 令和5年8月1日 印刷 

調査目的

本調査は、家庭から排出される可燃ごみについて組成割合を調査し、家庭ごみの性状を把握するとともに、ごみ減量とリサイクル推進のための基礎資料とすることを目的として実施しました。

令和5年度調査内容

(1)調査対象 可燃ごみ

(2)調査期間 令和5年7月3日・4日 

(3)調査地域 市内4地域(農村地区、集合住宅地区、市街地区、新興住宅地区)

(4)調査方法 各調査地域から45リットルの指定袋で25袋をサンプリングとして収集し、
 環境センターに持ち込みました。はじめに袋ごとの重さを計量し、全ての袋を
 展開後、以下の区分に分別し計量しました。

可燃ごみ分別区分 区分内容
(1)直接廃棄(100%残存)

購入後全く手が付けられずに捨てられたもの

野菜、果物、卵、魚介類、肉類、パン類、菓子類、麺類、

缶詰、びん類、大豆製品、乳製品、調味料など

(2)直接廃棄(50%以上残存)

すこし手が付けられているもの

上記と同じ品目で、おおむね50%以上の原型を残すもの

(3)直接廃棄(50%未満残存)

購入後一定程度手が付けられて捨てられたもの

上記と同じ品目で、おおむね50%未満の原型を残すもの

(4)過剰除去 厚く剥きすぎた野菜・果物の皮など、調理によって取り除いたもののうち、まだ食べられる部分
(5)食べ残し 調理され又は生のまま食卓にのぼったもの
(6)調理くず等

調理過程から排出された不可食部

野菜・果物の皮、くず、芯、魚介・鳥獣の殻、骨、内臓、卵の殻、だし用昆布など

(7)その他 上記以外の全て

令和5年度調査結果

 

可燃ごみ分別区分

重量(kg)

構成比

100袋合計

368.4

100%

(1)直接廃棄(100%残存)

23.6

6.4%

(2)直接廃棄(50%以上残存)

6.6

1.8%

(3)直接廃棄(50%未満残存)

3.0

0.8%

(4)過剰除去

1.7

0.5%

(5)食べ残し

11.1

3.0%

(6)調理くず等

62.6

17.0%

(7)その他

259.7

62.8%

令和5年度グラフ

直接廃棄の画像

今回の調査で出てきた食品ロスのうち、手を付けられずに捨てられてしまった「直接廃棄」が多く混入していました。
上の画像は、今回出てきた「直接廃棄」の一部です。

令和3年度

詳細

令和3年度調査内容

(1)調査対象 可燃ごみ

(2)調査期間 令和3年12月6日・7日 

(3)調査地域 市内4地域(市街地区・田園地区・若年層・老年層)

(4)調査方法 各調査地域から45リットルの指定袋で20袋をサンプリングとして収集し、
 環境センターに持ち込みました。はじめに袋ごとの重さを計量し、全ての袋を
 展開後、以下の区分に分別し計量しました。

可燃ごみ分別区分 区分内容
(1)厨芥類(調理くず・食べ残し) 残飯類
(2)厨芥類(手つかず・未開封) 包装されたままの食品、未調理の野菜や果物
(3)雑がみ リサイクルできる紙類
(4)雑誌・新聞紙・ダンボール・紙パック リサイクルできる紙類(雑がみ以外)
(5)その他紙類・紙が主な複合品 リサイクル対象外(はな紙・レシート・紙おむつ等)
(6)布類(古着・タオル・カーテン) リサイクル可能なもの
(7)草木類 かり草、剪定枝、葉
(8)その他可燃ごみ その他可燃系ごみ(汚れプラ・タバコ等)

(9)プラ(容器包装・PET)

プラのマークのある容器包装プラ
(10)その他資源 空き缶・金属類、(1)~(9)以外の資源
(11)その他不燃物類 (1)~(10)以外の不燃系のもの

令和3年度調査結果

 

可燃ごみ分別区分 重量(kg) 構成比

80袋合計

317.1 100%

(1)厨芥類(調理くず・食べ残し)

91.3 28.8%
(2)厨芥類(手つかず・未開封) 11.0 3.5%
(3)雑がみ 14.8 4.7%
(4)雑誌・新聞紙・ダンボール・紙パック 12.4 3.9%
(5)その他紙類・紙が主な複合品 47.0 14.8%
(6)布類(古着・タオル・カーテン) 8.3 2.6%
(7)草木類 44.4 14.0%
(8)その他可燃ごみ 80.4 25.4%
(9)プラ(容器包装・PET) 3.3 1.0%
(10)その他資源 1.7 0.5%
(11)その他不燃物類 2.5 0.8%

令和元年冬季調査結果

  • 厨芥類が最も多く(約32%)、紙類(約23%)とあわせて、この2種で全体の半分以上を占めています。
  • 包装されたままの食品、未調理の野菜や果物は4%含まれていました。
  • リサイクル可能な資源は約13%(紙類8.6%、布類2.6%、プラスチック製容器包装類1.0%、その他0.5%)含まれていました。
  • その他可燃ごみ(約25%)の中には、洗うことで資源に出せるプラスチック製容器包装が多く含まれていました。

今回の調査では、2年前の前回調査と比べて食品トレイや弁当容器などのプラスチック製容器包装が多く含まれていました。これは、外出自粛によりテイクアウトやデリバリーを利用される方が増えたためと考えられます。また、未開封や手つかずのままの食品も多く含まれていました。

可燃ごみを減らすために

可燃ごみの大部分を占めている「厨芥類(生ごみ)」と「紙類」を減らすことがポイントです。また、ごみを減らし資源を有効に利用するするためには、正しい分別を身に付けることも重要です。

厨芥類(生ごみ)を減らすために

生ごみの約80パーセントは水分と言われています。可燃ごみとして捨てる前に水分量を減らすことができれば、ごみの減量に大きな効果をもたらします。また、余分な食材は買わず使い切ること、作った料理は食べきること等で食品ロスの削減につながります。

紙ごみを減らすために

「新聞紙・折込チラシ」、「段ボール」、「雑誌類」、「雑がみ(名刺サイズ以上の大きさの紙)」、「紙パック」はリサイクル可能な資源です。それぞれ種類別に分けて、ひもでしっかりと十文字にしばって出してください。

正しく分別を

一宮市環境センターが発行している「資源とごみの分け方・出し方辞典」で確認できます。これは、市役所本庁舎、尾西庁舎、木曽川庁舎、各出張所及び環境センターで配布しています。また、スマートフォンで簡単に検索できる便利なごみ分別アプリ「さんあ~る」というものもあります。一宮市でのごみの分別区分やお住いの地区の収集日を簡単に調べることができますので、ぜひご活用ください。

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廃棄物対策課 一般廃棄物グループ
〒491-0201 愛知県一宮市奥町字六丁山52番地 環境センター
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