第5回まちなかを考えるシンポジウム
ページID 1064698 更新日 2025年3月25日 印刷
イベントカテゴリ: その他
このイベントは終了しました。
- 開催日
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2025年3月3日(月曜日)
- 開催時間
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午後1時30分 から 午後4時20分 まで
- 対象
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市民、その他
- 会場
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尾張一宮駅前ビル(i-ビル)7階 シビックホール(一宮市栄3-1-2)
- 内容
下記のとおり
- 申込締め切り日
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2025年3月2日(日曜日)
申し込みは終了しました。
- 申し込み
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必要
- 料金
- 無料
- 募集人数
- 200名 ※先着順
- 添付ファイル
第5回 まちなかを考えるシンポジウム~未来の実現に向けて動き出すために~
まちなかアイデアディスカッション
進行:名畑 恵(なばた めぐみ)氏
(錦二丁目エリアマネジメント株式会社 代表取締役/NPO法人まちの縁側育くみ隊 代表理事)
登壇者
大野 暁彦(おおの あきひこ)氏 名古屋市立大学大学院芸術工学研究科 准教授
稀温(きおん)氏 Kion Studio 代表/コーディネーター
出村 嘉史(でむら よしふみ)氏 岐阜大学社会システム経営学環 教授
西村 浩(にしむら ひろし)氏 株式会社ワークヴィジョンズ 代表取締役
話題提供(1)「一宮駅周辺地区ウォーカブル推進事業の検討状況について」 一宮市都市計画課
・銀座通りについては、地下駐車場の老朽化対策にあわせて道路空間を再編する想定で歩行者空間を拡大するなどの議論を進めてきた。しかし、いただいた意見の中で否定的なものも多く、地下駐車場の老朽化対策にあわせた大幅な空間再編は困難であると判断した。
・本町通りについては、ホンマチチャレンジのような実装的な取組を継続し、歩行者利便増進道路(通称:ほこみち)指定に向けた、「みちの使いこなし」のための機運づくり、制度づくりと一体的に、環境づくり(みちを使いこなすためのハード整備)を進める。
銀座通り整備方針について山田副市長から補足
・銀座通りは当初4車線で歩道が狭かった。平成10年にシンボルロード整備で2車線になり、令和2年度には歩道内に設置した水景施設を撤去し、歩行空間を広げてきた。
・今回は道路空間を出来るだけフラットにし、柔軟で多様な運用ができるように再整備したい。
・地下駐車場の老朽化対策時に行う交通規制にあわせ、交通影響の検証を行いたい。
・将来の空間再編を否定はするものではない。
・景観デザインについても工夫を凝らしたい。
銀座通りについて登壇者の主な発言
・一宮市の判断には大変がっかりしているが、駅から本町へ人の流れをつくるための公共投資を行わないということは、それだけ沿道の事業者が本気で頑張らなければならないということ。
・空間構成を大きく変えないという前提のもとに、舗装や使い方のルールを考えながら整備する必要がある。
・使い方はイベントではなく日常が重要である。365日の内、2,3日イベントをしても残りは全く面白くない状態では、通りへの投資は起こらないし、まちへの評価は上がらない。毎日、この通り楽しいね、という状況をどのようにつくるかを意識しながら進めることがとても大事である。
銀座通りについて会場で紹介されたSlidoの意見
・若い人の意見を取り入れてほしい。
・一宮まちなか未来会議の体制を、本当に未来を考える体制にしていく必要がある。
話題提供(2)「ホンマチチャレンジの実施について」 特定非営利活動法人志民連いちのみや 藤森氏
・令和6年10月から1月の4ヶ月間、店先を使ってもらうチャレンジを実施した。店先だけでなく、幕を飾ったり、巨大な松の木を置いたり、いろいろな取組を行った。
・お店の方からは、正直、急に店先の道路空間を使えと言われても難しい、専用の従業員は配置できないので、盗難防止や商品の出し入れなど、どうしたらいいのかわからない、という声もあった。
・一方で、取り組んだお店では実際人出も増えたし、売り上げも伸びたところもある。福祉作業所で作っている商品を店先に出したお店やフラメンコダンスを店頭で行う居酒屋など、面白いチャレンジもあった。
・有識者からのアドバイスを受けながら、今後の本町商店街がどんな形でどんな姿になるかというのは商店街の方と一緒に議論を進めていきたい。
本町通りについて登壇者の主な発言
・本町通りは、駅ができるもっと昔からのメインストリートであり、その風格が実際に感じられる場所である。そこにある道というインフラの使い方を変えてみることで、出店したいとか近くに住みたいとかを思う人がいるかもしれない。商店街の人はその使い方が変わることに少しずつでも慣れていくのが大事である。舗装だけやり替えても何も変わらない。
・やっぱりお店が面白くないことには人は来ない。お店の個性で人を引っ張るっていうお店が作れるのは理想的で一番いい。
・本町通りをチャレンジの場としてみんなで盛り上げていけるよう、少なくてもいいからプレイヤーが集まるエリアをつくり、風景が変わることを短期で見せることが大事である。
まとめ ※グラフィックレコーディング参照
・人気のまちは古き風格と新しい風通しの良さが大事
・面的にとらえつつ、核(にぎわいの風景)をつくろう
・沿道(市民)からつくる
・のろしを上げ連帯する(若者が情報交換できる場)
・人中心と車両の共存
・来街者をひきつけ、暮らしたい、商売したいまちへ
・【未来の市民のために】市民が能動的にかかわる
添付ファイル
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第5回まちなかを考えるシンポジウム開催結果 (PDF 292.7KB)
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登壇者プロフィール (PDF 595.6KB)
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Slidoに寄せられた会場からの意見 (PDF 401.4KB)
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まとめ(グラフィックレコーディング) (Jpeg 511.2KB)
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このページに関するお問い合わせ
都市計画課 まちなか事業グループ
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