令和元年10月25日 定例市長記者会見
ページID 1031627 更新日 2022年1月14日 印刷
報告事項
・「木曽川市民病院は機能を転換して存続する方針」について
報告内容
「木曽川市民病院は機能を転換して存続する方針」について
厚生労働省が9月26日に発表した再編・統合が必要とされる公立・公的病院のリストに木曽川市民病院が含まれていましたが、重篤な状態を脱した患者を受け入れる回復期機能を充実させる方針を示すことで市立病院としての存続を図ります。
今回対象となった病院の選定基準
(1)急性期機能を有する公立病院としての診療実績が特に少ない。
・・がん手術件数、心臓カテーテル手術件数、救急車受入台数、分娩件数等の分析項目について一定の水準に満たないもの
(2)同一区域内に類似の診療を行う病院があり、かつ近接している。
⇒ 経営状況や患者数などにより判断されたものではありません。
国が求めている「再編・統合」とは
必ずしも医療機関の統廃合のみを求めているものではなく、医療の効率化の観点から、ダウンサイジング(病床の削減)や機能の分化・転換まで含めて、将来の姿を検討するものです。
木曽川市民病院について
木曽川市民病院(138床)は、急性期病床90床、回復期病床48床で届出をしていますが、急性期としての診療実績はあまりなく、従来から一宮市立市民病院の後方支援病院としての役割を担ってきました。今後は、一宮市立市民病院との連携を更に緊密にし、尾張西部地域に不足する回復期病床としての機能を一層進める方向性を国に示し、必要な医療機関としての役割を果たします。
詳細なプランは、令和元年度末までに策定する予定です。
病床の機能区分 | 2025年の必要病床数 | 2017年の病床数 | 過不足数 |
---|---|---|---|
高度急性期 | 407床 | 92床 | 315床 |
急性期 | 1,394床 | 2,479床 | △1,085床 |
回復期 | 1,508床 | 583床 | 925床 |
慢性期 | 613床 | 585床 | 28床 |
休棟、無回答 | - | 93床 | △93床 |
合計 | 3,922床 | 3,832床 | 90床 |
※2025年の数値は愛知県の試算、2017年の数値は病床機能報告による。
(『愛知県地域医療構想』(平成28年10月)に基づいて作成)
問い合わせ先
一宮市病院事業部 経営企画課 電話:0586-71-5167
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