平成31年1月8日報道発表 尾張西部医療圏初となる「インペラ」を用いた治療の実施についてのお知らせ

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ページID 1027671  更新日 2019年1月8日 印刷 

報道発表日 2019年1月8日

尾張西部医療圏初となる「インペラ」を用いた治療の実施について

 このたび一宮市立市民病院において尾張西部医療圏では初となる「補助循環用ポンプカテーテル インペラ」を用いた治療を平成30年12月28日(金曜日)に実施しました。治療した患者は急性心筋梗塞に伴う重篤な心原性ショックの状態にありましたが、「インペラ」の使用により既にショック状態を脱しております。「インペラ」は、心臓の中に挿入する左心室補助循環装置であり、左心室から大動脈へ血液を送り出す機能を有し、心臓のポンプ機能を補助します。また、カテーテル挿入による治療のため、患者さんに対し、身体への侵襲を抑えることができます。

 この治療を行うためには、循環器内科専門医および心臓外科専門医が常駐し、確立された救急・集中治療体制のもと、心原性ショックなどの循環器領域の治療において十分な実績が認められるなど、極めて高い専門性が認められた施設でのみ実施することが可能です。現在、愛知県内で認定されているのは、当院を含め、大学病院など11施設のみです。

 今後も、真摯に医療に取り組み、より質の高い医療を提供することで、地域医療の一助となるべく、努力してまいります。

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