令和元年10月21日報道発表　認知症予防を目的としたコグニバイクの効果検証事業についてのお知らせ

認知症予防を目的としたコグニバイクの効果検証事業についての報告

　自転車をこぎながら簡単な数字の計算や絵の名前をタッチパネルで操作する「コグニバイク」の効果検証事業（脳活サイクルくらぶ）を一宮市リハビリテーション連絡協議会の協力のもと実施しましたので、以下のとおり報告します。

1．検証期間

平成31年1月16日（水曜日）～令和元年7月26日（金曜日）の6カ月
1人1回20分で週2回実施

2．対象者

参加者82人のうち、実施前と6カ月後の検査を両方実施した65人
（内訳：男13人、女52人、年齢60～83歳、平均年齢73歳）

3．検証内容

(1)認知機能検査（2項目）
　・全認知機能検査（MMSE）：見当識、記憶力、計算力、言語的能力等を検査
　・前頭葉機能検査（FAB）：脳の前頭葉の機能を中心に評価する検査

(2)身体機能検査（4項目）
　・握力
　・開眼片足立ち測定（バランス能力測定）
　・30秒立ち座りテスト（下肢筋力を測定）
　・5m歩行測定（歩行能力）

4．検証結果

(1)全認知機能検査（MMSE）、30秒立ち座りテスト、5m歩行測定において効果が認められた。
(2)効果検証事業対象者（週2回）の6カ月間の継続率は79.3％であった。
　 一方、効果検証はせず、自主的に利用した人の継続率は38.8％であった。

（詳細は、別紙参照）

• コグニバイク（認知症予防）の効果検証事業 （PDF 395.7KB）