一宮市域の特徴
ページID 1065120 更新日 2025年3月24日 印刷
一宮市の場所
一宮市は、愛知県の北西の端に位置します。
愛知、岐阜、三重の東海三県や、日本全体で見た場合、ほぼ真ん中にあります。
一宮市の地形・気候
地形
市域全体が、木曽川によって形成された沖積平野(濃尾平野)の中ほどにあります。山地や急傾斜地はありません。
木曽川に沿って、市の北東から南西にかけて非常に緩やかに傾斜していますが、市内の高低差はわずか15mほどしかありません。
気候
夏に降水が多く、冬に降水が少ない太平洋側の気候です。年間平均気温は17℃ほど、年間降水量は1,500mmほどです。
外海からは80kmほど内地にあるため、夏はかなり蒸し暑くなります。
冬は「伊吹おろし」と呼ばれる、冷たく乾いた季節風が吹きますが、まれに雪が降ることもあります。
木曽川と一宮市
市の北東部から北西部、南西部にかけて、およそ18kmに渡って木曽川に接しています。
木曽川沿いには大規模な公園やサイクリングロードが整備され、レクリエーションや憩いの場として親しまれています。
また、隣の江南市にかけて約9kmに渡って桜並木が続き、「木曽川堤(サクラ)」として国の名勝、天然記念物に指定されています。
138タワーパーク
東海三県にまたがる国営木曽三川公園 三派川地区センターです。138タワーパークの愛称で親しまれています。
園内にあるツインアーチ138は、一宮市にちなみ高さ138mのタワーが美しい放物線を描きます。展望台は高さ100mのところにあり、濃尾平野が一望できます。
フワフワドームやわくわくスライダーなど、子どもたちに人気の遊び場がたくさんあります。バラをはじめ四季折々の花が咲き誇り、イルミネーションや季節ごとのイベントも多く、一年を通じて楽しめます。
大野極楽寺公園
大野極楽寺公園は、一宮市における豊かな自然環境を有する木曽川の河川敷に位置し、隣接する国営木曽三川公園三派川地区センター(138タワーパーク)とともに、一宮市の観光、レクリエーション拠点として位置づけられています。
公園内にはサイクリングロード他バーベキュー広場、野球場、芝生広場など様々なことが楽しめる空間が広がっています。
冨田山公園・尾西グリーンプラザ
冨田山公園は市南西部にあります。バーベキュー場やパークゴルフ場があります。また、8月には「びさい夏まつり」の会場となり、花火大会などが行われます。
隣接する尾西グリーンプラザには、パターゴルフ場やグランピング施設「ウッドデザインパークいちのみや-紡-」があります。
現在、このエリアは再整備を進めており、2024年3月にスケートパークが完成しました。
一宮市の産業
一宮市域では、木曽川がもたらす恵みや平らな地形を活かした農業、工業が盛んです。
農業
一宮市域では稲作のほか畑作も盛んで、ナス、ネギなどは国の指定産地となっています。ナスは市南部など、ネギは市東部などで栽培されます。
また、かつて市の木であったクロガネモチから採取したはちみつ「福来蜜(ふくらみつ)」、養鶏(卵)、木の芽、青梅なども特産品です。
工業
一宮市など濃尾平野一帯は「尾州(びしゅう)」と呼ばれる毛織物の一大産地です。
古くから繊維産業が盛んで、1891年の濃尾地震で綿織物が打撃を受けたことから、大正時代にかけて毛織物への転換が進みました。
第二次世界大戦後の1950年代に隆盛を極め、「織機をガチャンと織れば万のお金が儲かる」と例えられる「ガチャマン景気」を迎えました。
現在でも繊維産業は一宮市の主力産業の一つであり、イギリスのハダースフィールド、イタリアのビエラ、そして日本の尾州が「世界三大毛織物産地」に数えられています。
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