6月号 地域経済の活性化

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ページID 1005559  更新日 2022年1月14日 印刷 

 「経済」という言葉は、中国の古典では「経世済民」の略としても使われ、世の中を治めて民を救うことを表したそうです。一宮市としても、もっと経済が活性化して税収が上がれば、所得の再配分による福祉政策なども進めやすくなります。ここ数年、日本経済再生のために金融・財政政策も総動員されていますが、私もこの地域の経済を活性化させるために、先頭に立って動いてまいります。
 「一宮市長になりました」と東京などで挨拶すると「あの繊維産業で有名な街ですね」という反応が多くあります。過去に比べて減ったとはいえ「一宮市の工業(平成24年)」によると、繊維工業は事業所数の34.8パーセント、従業者数の26.1パーセント、製造品出荷額等の21.7パーセントを占めており、市にとって重要な産業であることは変わりありません。
 市長に就任してから初めての外での公務は、2月4日~6日に総合体育館で開催した、国内唯一の糸の見本市「ジャパン・ヤーン・フェア」でした。また4月21日~23日に東京都の青山で開催した「尾州・マテリアル・エキシビション」という生地の展示商談会を訪問しました。私が理事長を務める一宮地場産業ファッションデザインセンター(FDC)が主催しているイベントです。330坪ほどのホールに、尾州(尾張西部地域)産地の生地を製作している15社が共同出展して、翌シーズンの流行スタイルなどを提案しつつ商談を行うものです。もう11年ほど続いていますが、今回もアパレル企業・デザイナー・商社・百貨店・マスコミなど1,648人が来場し、過去最高の来場者数となりました。
 昭和の時代は「安くて良い物」が日本の製造業の誇りでした。しかし平成の今では、良い物をブランド力で高く売ることができるか否かが成否を分けます。この地域でも総合プロデューサー的な役割の「インパナ」(=イタリア語でモノづくりの企画立案から生産管理までコーディネートする方を「インパナトーレ」と呼ぶそうです)を育てるための講習会「尾州インパナ塾」を、FDCで毎年開催しています。今年も地元企業から15人が講習会に参加して、週末などに「インパナ」になるための講習を受講します。こうした方々が一宮発の新たな製品やサービスを生み出していただくことを期待しています。
 さらに、この地域の歴史ある繊維産業をベースとしながら、農産物や食品製造業などの幅広い業種で「一宮」のブランドを使えるようになることが、地域全体のイメージを高めることにつながります。今年度は、国からの地方創生に関連した交付金を元手に「一宮市ふるさと名物商品」をアピールするプロジェクトに取り組みます。5月20日で募集を締め切りましたが、夏からは特設ウェブサイトなどを通して、一宮の名物商品を広くPRしてまいります。市民の皆さまにおかれましても、地元産品の購入・利用はもとより、機会がありましたら市外の方々へ宣伝していただければ幸いです。

「2015(平成27)年6月号 広報一宮」掲載
(注)記事中の内容・数値などは掲載時点のものです。

写真:ジャパン・ヤーン・フェア(2月4日~6日)
ジャパン・ヤーン・フェア
(2月4日~6日)
写真:尾州・マテリアル・エキシビション(4月21日~23日)
尾州・マテリアル・エキシビション
(4月21日~23日)
写真:尾州インパナ塾開講式(4月11日)
尾州インパナ塾開講式
(4月11日)

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