11月号 まちの安心・安全
ページID 1026775 更新日 2022年1月14日 印刷
まちの安心・安全
犯罪の減少
市内の犯罪発生件数は、平成16年の9,752件をピークに減少し、平成29年は3,139件と3分の1以下になりました。これほど削減できたのは一宮警察署など関係機関の頑張りや、地域や市民の皆さまの積極的な協力があったおかげと考えており、感謝しています。
それでも一宮市は県内の他市と比較して、侵入盗などが多いという現状ですので、引き続き防犯対策を充実・強化していきます。
防犯カメラの設置
市では、町内会やマンションの管理組合が防犯カメラを設置した場合に、設置費用の2分の1(上限100万円)を補助しています。この制度は平成23年度から実施しており、設置された防犯カメラは年平均で70台程度、平成29年度までの累計で506台になります。また、市の公共施設でも防犯カメラの設置を順次進めており、小中学校や公民館などに配備しています。
一宮警察署では昨年の7月から9月までの3カ月間、侵入盗が多発していた今伊勢町連区、小信中島連区、開明連区に試行的に簡易設置式防犯カメラを50台設置しました。試行期間中、小信中島連区では侵入盗が発生せず、今伊勢町連区と開明連区でも発生件数が減少するという大きな効果がありました。
動く防犯カメラ〈ドライブレコーダー〉
市では交通安全を推進するため、公用車に順次、ドライブレコーダーを設置しており、来年3月までに204台、2020年度までには全ての公用車に設置する予定です。
そして、設置したレコーダーを交通安全や防犯対策にも役立ててもらうため、平成30年2月に一宮警察署と「ドライブレコーダーの映像を提供する協定」を締結しました。映像により一宮警察署の捜査等に協力して、犯罪や交通事故などの早期解決を図ります。
いわゆる「青パト」隊の皆さま
市内の各地で市民パトロール隊が自主的な防犯を行っており、青色の回転灯をつけたパトロール車、いわゆる「青パト」が巡回しています。この「青パト」は現在、市内27団体の合計103台が各地域で活躍しています。
昨年、市は廃車予定の公用車を「青パト」に活用してもらうよう、宮西連区の市民パトロール隊に無償で譲渡しました。この公用車は10年以上使用したので、払い下げても大した収入は見込めないので、「青パト」として有効活用してもらうことにしました。この他にも、公益財団法人日本財団から「青パト」車両の寄付を受けた団体もあり、さまざまな支援が行われています。
もっと安全に「ゼロ」を目指して〈カギかけ・声かけ〉
一宮市の防犯活動は、町内会や市民パトロールなど、多くの市民の皆さまに支えられており、改めて感謝いたします。
しかし、そうした努力にも関わらず、今も犯罪、なかでも侵入盗は後を絶ちません。市内の住宅へのドロボウ(侵入盗)被害の3分の1はカギがかかっていなかった、というデータがあります。ゴミ出しなどの短時間の外出でもカギをかけるようにしましょう。
また、あいさつや声かけが多いエリアは、犯罪者が “地域の人に見られている” と感じるのか犯罪発生が少ない傾向にあります。日常から誰にでもあいさつをするなど、地域のつながりも大切にして、明るいまちづくりに心がけましょう。
「2018(平成30)年11月号 広報一宮」 掲載
※掲載紙面では文章に編集誤りがありましたので、ウェブサイト上では訂正した文章で掲載しています。
12月号・1月号の「市長メッセージ」は休載します。
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