令和元年9月10日報道発表 特別展「生誕120年記念 佐藤一英」展のお知らせ
ページID 1031024 更新日 2019年9月11日 印刷
報道発表日 2019年9月10日
内容
一宮市萩原町出身の詩人・佐藤一英(1899~1979)の生誕120周年を記念し、その歩みをご紹介します。
大学に在学中、エドガー・アラン・ポーの詩に心酔した一英は、大正11年、23歳のときに、名古屋の詩誌「青騎士」に参加するとともに詩集『晴天』を刊行し、新進の詩人として認められました。その後、倭建命(やまとたけるのみこと)をうたった長編詩「大和し美し(やまとうるわし)」を経て、新たな詩法「聯(れん)」(頭韻12音律4行詩)を確立し、36歳の時に聯組詩「空海頌」を完成させました。この2作は感銘を受けた棟方志功により版画化されました。戦後は故郷に戻り、「日本の文化の根源はカシの木にある」とする「樫の木文化論」を展開。収集した民具を樫の木文化資料館で紹介するとともに、近隣の学校の校歌を数多く作詞しました。
本展では、各時代の詩集のほか思いをしたためた書や詩画、棟方志功の版画や一英が詩にした円空仏、交流のあった文学者からの書簡などを展示します。生涯を詩と思索にささげ、"耳の詩人”とも呼ばれた佐藤一英の世界を、美しい言葉の響きとともにお楽しみいただきます。
会期
2019年10月12日(土曜日)~11月24日(日曜日)
休館日
月曜日(ただし10月14日、11月4日は開館)、10月15日(火曜日)、10月23日(水曜日)、11月5日(火曜日)
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
開会式及び内覧会
令和元年10月11日(金曜日)午前10時~正午
観覧料
一般800円、高大生400円、市内小中生無料(市外小中生200円)
会場
一宮市博物館
主催
一宮市博物館・中日新聞社
助成
芸術文化振興基金
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