令和2年9月24日報道発表「甘酒祭」中止のお知らせ

今年度の市指定文化財「甘酒祭」は、10月25日（日曜日）に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりましたので、お知らせいたします。なお、神事のみ執り行われる予定です。

甘酒祭

一宮市指定無形民俗文化財（昭和36年5月6日指定）

重吉では、毎年10月第4日曜日に本郷と新田という2つの瀬古でそれぞれ甘酒をつくり、宿元での振舞の後、道行（みちゆき）の笛太鼓で囃しながら、八幡社（丹陽町重吉字北屋敷350）に奉納します。甘酒を仕込む場所は、以前はくじで選ばれた宿元の家でしたが、現在では重吉本郷公民館となっています。八幡社には神楽も奉納され、神事の後、裸男が神前に供えた強飯（こわいい）と甘酒を参拝者にまき散らします。祭礼の終盤には、甘酒の桶を鳥居に投げて、桶の壊れ方で来年の豊作を占っていましたが、安全面から現在は取り止めになってい
ます。

八幡社

JR尾張一宮駅前（5番のりば）から、名鉄バス岩倉駅行「羽根」下車、西へ約500m「浅野羽根」交差点を南へ約1000m、または、名鉄バス九日市場行「三ツ井」下車、北へ約700m。