令和2年12月23日報道発表「(企画展)「自画像展 ~ひとみの中に自分がいる~」の開催について」のお知らせ
ページID 1038088 更新日 2022年1月14日 印刷
報道発表日 2020年12月8日
事業名
企画展「自画像展 ~ひとみの中に自分がいる~」
内容
三岸節子にとっての画壇へのデビュー作は20歳の『自画像』。1925(大正14)年の春陽会第3回展で初入選した1枚です。自らを写し取り、そこには当時の自らの強い意志が込められています。この後、70年余の節子の画家としての原点となった作品です。
自画像は、制作者が自らに向かい合い、鏡の中の自分とキャンバスの上の自分が行き交い、自己の心境を主観的にとらえ、描くという格闘をした結果であり、個々の画家のその時々が表現されているといえます。
この展覧会では作家たちの若き日の自画像を中心に展示します。三岸節子に影響を与えたり、若き日からさまざまな時期にかかわりを持った画家たちを中心に、明治期から現代に至るまでの自画像を展示します。それぞれの時代における表現法のみならず、個々の画家たちが絵画に向けている“おもい”、“決意”を59点の作品から見ていただこうとするものです。
出品作品 59点
- 近代日本美術の先駆者(五姓田義松、黒田清輝等)
- 三岸節子に影響を与えた作家、独立美術協会、春陽会、フランスなどでも交流のあった作家(岡田三郎助、梅原龍三郎、鳥海青児はじめ各会の作家等)
- 女性画家としてともに活動した作家(甲斐仁代、仲田好江等)
- また若き日に東海地方でともに出品した作家(鬼頭鍋三郎、大澤鉦一郎等)
関連展示
- 愛知県立起工業高校デザイン科生徒制作の自画像作品(約120点)を実習展示室に展示
会期
2021年1月30日(土曜日)~3月14日(日曜日) 36日間(44日)
時間 午前9時~午後5時(ただし、入館は午後4時30分まで)
休館 毎週月曜日(ただし、祝祭日は開館、翌日が休館)
場所
一宮市三岸節子記念美術館
観覧料
一般/1,000円、高大生/500円、小中生/無料
※一宮市内在住の満65歳以上で住所・年齢の確認できる公的機関発行の証明書等を提示された方、および身体障害者手帳・戦傷病者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳を持参の方は無料(付添人一人を含む)
※20名以上の団体は2割引
関連企画
- 講演会:「自画像と肖像画」
日時:2月20日(土曜日)午後2時から(開場:午後1時30分)
講師:東京藝術大学大学美術館 准教授 熊澤 弘 氏
参加費:無料 定員:60名 - ワークショップ:「描いてみよう!自画像」
日時:2月27日(土曜日)午後1時30分から午後3時
講師:東京藝術大学名誉教授 絹谷 幸二 氏
対象:小学生(3年生以下は保護者同伴) 参加費:無料
定員:18名(抽選) 申込み:2月13日(土曜日)迄に電話・メール・ハガキ - 学芸員によるギャラリートーク
日時:2月7日(土曜日)、2月28日(日曜日)の各日 午後2時から
参加費:無料 申込み:不要(当日直接会場)
連絡先
一宮市三岸節子記念美術館 伊藤、長岡
〒494-0007 愛知県一宮市小信中島字郷南3147-1
電話 0586-63-2892(市内線7780) ファクス 0586-63-2893
E-mail migishi@city.ichinomiya.lg.jp
※画像データをご用意しております。ご希望の方はご連絡ください。
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このページに関するお問い合わせ
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