令和5年3月3日報道発表　20th JAPAN YARN FAIR ＆総合展「THE 尾州」開催結果のお知らせ

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報道発表日 2023年3月3日

20th JAPAN YARN FAIR ＆総合展「THE 尾州」開催結果

　公益財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター（FDC）では、2月16日、17日の2日間、一宮市総合体育館において「20thJAPAN YARN FAIR ＆総合展『THE 尾州』」を開催いたしました。
　来場者数を含めた開催レポートをお知らせいたします。

開催概要

会期：令和5年2月16日(木曜日)、17日(金曜日)(午前10時～午後5時)
会場：一宮市総合体育館
来場者数：3,515名（ビジネス2,778名、一般・学生737名）
※前回2,329名（ビジネス1,924名、一般・学生405名）

開催レポート

　公益財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター（FDC）は、2月16日、17日の2日間、一宮市総合体育館にて、20th JAPAN YARN FAIR（以下「JY」）＆総合展「THE 尾州」を開催した。
　出展企業数は、47社3団体（令和4年2月開催：35社・1団体2大学）と大幅に増加した。
　来場者からは、「初出展の企業も多く、とても盛況だった」といった意見があり、また、他県から出展したメーカーからは、「尾州産地のものづくりに携わる来場者が多く、実りある商談ができた。次回も出展したい。」との声も聞かれた。会場内では、出展企業各社は、新素材新たな技術等の自社の強みを活かした幅広い素材を展示し、それを求める来場者との間で活発な商談が行われ、「原材料や燃料等高騰の中でも高品質を維持したものづくりを継続させたい」「尾州産地のランドマーク的イベントとして令和6年以降も継続して開催してほしい」など、今後の地場産業に対する切実な声が数多く寄せられた。
　会期中には3,515名（内ビジネス関係者2,778名、一般・学生737名）が来場した。
　ビジネス関係の来場者は2,778名で前回の1,924名と比べ854名の増となった。
　業種ごとの内訳はテキスタイルメーカー25％、問屋・商社22％、アパレル・小売7％、その他繊維企業・団体学校行政等・他業種企業46％となっている。
　ビジネス目的以外の来場者である一般市民・学生に関しては、737名と前回の405名を大幅に上回った。これは、過去最高の売上となった糸と布の市や東海地方初となる装苑賞の展示によるものと思われる。
　総合展「THE尾州」は、例年の（1）ジャパン・テキスタイル・コンテスト（JTC）2022優秀作品展（2）翔工房作品展（3）尾州インパナ塾作品展（4）ものづくりリレー作品展（5）尾州総合情報ポータルサイト「BISHU-JAPAN.com」（6）尾張繊維技術センター研究発表展示（7）一宮商工会議所のコスチュームタウンと一宮モーニング紹介コーナー（8）ハローワーク一宮相談コーナー（9）尾州マークコーナー（10）ひつじサミット尾州コーナーなど従来からの出展に加え、（11）装苑賞受賞作品展示（12）ナゴヤファッションコンテスト2022グランプリ作品展示（13）「いちのみや芸術商店街」作品展示（14）尾張西部地場産品特設販売コーナーなど、一宮市を中心とした尾州地域の多様な情報を来場者に訴求した。（1）、（2）、については、事前に撮影した動画を、展示会場内のモニターで放映するとともに、オンラインサイト「総合展『THE 尾州』ONLINE」にて配信した。
　また、総合展メインイベントとして、suzusanのクリエイティブデレクターとして海外でも活躍する村瀬弘行氏による特別セミナー「手元の魅力・日本の価値の伝え方」を開催した。

JY＆総合展「THE尾州」来場者内訳（カッコ内は前回実績）
	テキスタイルメーカー【ビジネス】	商社・問屋【ビジネス】	アパレル・小売【ビジネス】	その他【ビジネス】	ビジネス小計	一般【一般】	学生【一般】	一般小計	総合計
初日	359 （237）	306 （222）	113 （98）	719 （486）	1,497 （1,043）	295 （151）	107 （32）	402 （183）	1,899 （1,226）
2日目	330 （226）	314 （207）	77 （81）	560 （367）	1,281 （881）	293 （207）	42 （15）	335 （222）	1,616 （1,103）
合計	689 （463）	620 （429）	190 （179）	1,279 （853）	2,778 （1,924）	588 （358）	149 （47）	737 （405）	3,515 （2,329）

（注）「その他」は、繊維関連企業・他業種企業・団体・行政関係者を含む

その他来場者

〇総合展オンライン　1,012名

JY＆総合展「THE尾州」の様子

JTC2022優秀作品展の概要

　一般の部18点、学生の部16点を展示したほか、応募者の許可を得た作品をハンガー（80点）にして展示し、ビジネスマッチングを図った。また、一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会（JAFIC）の協力により、グランプリ等の受賞作品を基にクリエイター3名が制作した衣装3点も展示した。来場者からは「アイデアの詰まった受賞作品が多かった」「素敵な作品を見ることができ、とても楽しかった」といった声が上がった。