6月号 「ツインアーチ138」30周年

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ページID 1066725  更新日 2025年5月23日 印刷 

一宮市のランドマークとして

 美しい二つのアーチを持つ展望タワー「ツインアーチ138」は、1995年4月29日に138タワーパークと共にオープンし、30周年を迎えました。高さ138mあるこのタワーは、展望階を含むタワーの頭部を地上で造り、油圧ジャッキで全体をリフトアップしながら、下部に部材を継ぎ足すリフトアップ工法で造られました。タケノコのように伸びていく様子からタケノコ工法とも呼ばれています。アーチ式タワーとしては日本初で、建設に2年かかり、総工費は約46億5千万円でした。建設当初は、建設省、住宅・都市整備公団、一宮市のそれぞれが整備の区分ごとに管理していましたが、公団から展望階とエレベーターシャフトが移管され、現在は一宮市と国土交通省が管理しています。

ツインアーチ138がタケノコ工法により建設されている様子を三枚の写真で紹介しています。


 一宮市のランドマークとして皆さまに親しまれており、中学校の制服にブレザータイプを導入する際に、小中学生にボタンデザインのアンケートを取ったところ、ツインアーチ138が1位になりました。

ツインアーチ138と七夕まつりの吹き流し飾りがデザインされた、制服のボタンの写真

さらに魅力アップへ、みがきあげ

 地上100mの展望階にあるレストランでは、景色を楽しみながらモーニングセットや軽食、デザートなどを堪能できます。2021年には森林環境譲与税を活用し展望階のフロア全体を、木曽川流域のヒノキなどを使用した木の温もりのある空間に改装しました。2024年にはライトアップの照明をLED化したことで色のバリエーションが増えて、いちみん風(胴体が青で頭が赤)に照らすことも可能になりました。
 現在は、エレベーターの改修を行っており、南側の1基はすでに新しい物に変わっています。夏ごろには北側のエレベーターも利用できるようになります。料金は大人で500円いただきますが、ぜひ新しくなったエレベーターをご利用ください。
 今後はアーチ本体の塗り替え工事も予定しています。一宮市のランドマークとして、より一層輝かせ、これからも末永く皆さまに愛されるよう魅力をアップさせていきます。

周辺の公園や施設もパワーアップ!

 138タワーパークの東に隣接する大野極楽寺公園には、ドッグランやサイクリングコース、BBQサイトなど、アウトドアを中心に幅広くお楽しみいただけるレクリエーションスポットがあります。また、最近のキャンプニーズの高まりを受け、キャンプサイトを新たに設置する予定です。現在は老朽化のため利用停止中の子ども向け大型遊具についてもリニューアルを行う予定で、子どもたちが安全・安心に利用できるようにします。キャンプサイトとの相乗効果により、子どもから大人まで、存分に楽しんでいただける公園として整備を進めていきます。
 138タワーパークの西に隣接する光明寺公園には総合体育館があります。2026年秋には第20回アジア競技大会と第5回アジアパラ競技大会が愛知県内を中心に開催される予定で、総合体育館は両大会のバドミントン競技会場として使用されます。
 木曽川沿いの、レクリエーションやスポーツで楽しめる爽やかなエリアとして、地域特有の魅力を活かした美しい景観と新たなにぎわいを創出し、これからも多くの人々に愛されることを期待しています。


 

「2025(令和7)年6月号 広報一宮」 掲載
※記事中の内容・数値などは掲載時点のものです。

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