令和元年7月3日報道発表 尾張西部医療圏初となる「TAVI(タビ・経カテーテル大動脈弁留置術)」の実施についてのお知らせ

エックスでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID 1030115  更新日 2022年1月14日 印刷 

報道発表日 2019年7月3日

 このたび一宮市立市民病院において尾張西部医療圏では初となる「TAVI(タビ・経カテーテル大動脈弁留置術)」を令和元年6月28日(金曜日)に実施しました。これは心臓弁膜症疾患のなかの大動脈弁狭窄症に対する治療法の一つであり、開きが悪くなり血液の流れを妨げる大動脈弁に対し、開胸することなくカテーテルを用い、人工弁を患者の心臓に留置する治療法です。

 この治療は、開胸することなく、また心臓も止めずに行えるため体への負担が少なく、高齢の方や他の疾患のリスクを持つなど、外科的手術が難しい患者に可能となります。

 現在、治療を施行した患者は合併症もなく、翌日から食事も開始し、歩行訓練を行っています。

 この治療は、循環器内科医や心臓血管外科医などを中心に各職種の職員にて、血管撮影装置が設置された「ハイブリッド手術室」において行うなど、極めて高い専門性が認められた施設でのみ実施することが可能です。現在、愛知県内で認定されているのは、当院を含め、大学病院など10施設のみです。

 今後も、真摯に医療に取り組み、より質の高い医療を提供することで、地域医療の一助となるべく、努力してまいります。

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください

このページに問題点はありましたか?(複数回答可)
       

このページに関するお問い合わせ

市民病院事務局管理課
〒491-8558 愛知県一宮市文京2丁目2番22号
電話:0586-71-1911 ファクス:0586-71-1921
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。