令和5年11月22日定例市長記者会見　消化器センターを開設します

一宮市立市民病院では、尾張西部地区で初めて「消化器センター」を開設し、消化器内科と外科が合同で診療にあたることで、一人ひとりの患者さんに最適な治療方法・環境・タイミングで治療を提供します。

消化器センター

開設日

12月1日（金曜日）

経緯

●消化器疾患とは…胃や大腸などの消化管をはじめとして肝臓、胆のう、膵臓などに関係する疾患のことで、悪性腫瘍や救急疾患、慢性疾患にいたるまで多くの病気があります。

●今までの消化器疾患の治療…外科（主に手術治療）と内科（手術以外の検査や治療）が、それぞれで診療することが一般的でした。そのため患者さんを紹介する医療機関が、最適な治療を提供する診療科の選択に苦慮されるケースがありました。また、診療科による治療方針の相違や、内科的治療から外科的治療への移行に時間を要することもありました。

●近年の治療選択肢の増加…様々な内視鏡的処置（内科）、腹腔鏡やロボットを用いた低侵襲手術（外科）、新開発の抗がん剤など治療選択肢の広がりや、持病のある高齢患者さんの増加により、内科と外科がボーダレスに、個々の患者さんに最適な治療方法を選択することが重要となっています。

メリット等

治療の中心は一人ひとりの患者さんです。

消化器センターでは、一人ひとりの患者さんのために、消化器内科医と外科医はもちろん、数多くの医療スタッフがワンチームで治療にあたります。

●地域の医療機関から紹介科の選択に苦慮される場合、「消化器センター」を選択していただくことで、診療へのアクセスがスムーズになります。（従来どおり、消化器内科や外科への紹介も可能です。）

●患者さんには、診療の場において消化器内科と外科の迅速で切れ目のない連携により、より質の高い安心・安全なチーム医療を提供します。

問い合わせ

地域医療連携室　電話番号　0586-71-1933