皆様の『信頼』を大切に　～個人の市県民税～

職員の紹介

財務部市民税課　主査　鵜飼紘世

　平成27年10月に市民税課に異動。個人市民税グループの主査として、主に市県民税（個人住民税）に関する事務に従事。

業務内容

　個人の市県民税は、1月1日に市内に住所があり、前年中に一定の所得がある方や、市内に事務所・事業所などを所有している方に課される税金です。所得があった年に課税される所得税と違い、市県民税は翌年の6月から課税されます。私は、主に個人市県民税の課税や更正に関する仕事を行っています。

　具体的には、1月に、事業所などから提出がある「給与支払報告書」を処理し、2月に市県民税申告書を発送します。

　2月～3月には、市県民税の申告会場において、来庁される市民の方の申告受け付けをしています。一宮市では、自宅で市県民税申告書の作成ができるサービスや、インターネットで申告会場の順番受け付け、会場の待ち状況が確認できるサービスなどを行っております。ぜひ、ご利用ください。

• 「パソコン・スマホで申告が快適に」一宮市広報「I　LOVE　いちのみや」vol 516（外部リンク）

　3月～6月にかけては、市民の皆様の所得情報を確認の上、課税する額を計算し、6月に決定した課税額をお知らせしています。

　そのほか、所得に関する証明書の発行や、税の減免申請の受け付けなどもしています。また、提出された申告の内容が正しいかどうかを確認するため、扶養や所得などの税務調査を行ったり、税務署や県税事務所とも連携しながら、課税額を更正する業務も行います。

業務への思い

　私の業務は、市民の皆様の所得や税額、マイナンバー(個人番号)など、多くの個人情報を扱うので、個人情報の保護には細心の注意を払っており、「なりすまし」などの可能性もあるため、電話による個人情報の問い合わせには慎重に対応しています。

　また、課税の誤りがないよう注意しながら業務を進めるのはもちろんのこと、課税の根拠となる法令・条例や制度をしっかり理解していなければなりませんので、日々知識の習得に努めています。

　税金の話は複雑で難しい面もありますが、私たち職員が、市民の皆様に「どうして課税されるのか」といった根拠や、「なぜ、この金額になるのか」といった計算方法などを、「丁寧に」「分かりやすく」説明をすることで、課税業務に対する『信頼』を得られるよう心掛けています。

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