家庭での備蓄のすすめ

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ページID 1000573  更新日 2025年7月4日 印刷 

家庭での備蓄について

 一宮市では、大規模災害発生時に備えて、指定避難所(小・中学校)などに防災備蓄倉庫を設置しており、様々な物資を備蓄しています。

写真:備蓄イメージ

しかし、発災当初から市民の皆様に物資を十分に供給できるとは限りません。

自分の身は自分で守る「自助」の観点から、各家庭において最低3日分、できれば一週間程度×人数分の食料・飲料及び生活必需品を備蓄しましょう。

このページでは、ご家庭で備蓄に役立つ情報をご紹介します。

備蓄のポイント

1 持出品と備蓄品

災害時には、緊急避難時に必要最低限のものだけすぐに持ち出せる「非常持出品」と、その他自宅で電気・ガスなどライフラインが止まった際や避難先での避難生活に使える「非常備蓄品」の2種類があります。用途に分けて考えましょう。

ご家庭での備蓄を進めるにあたり、以下のチェックリストをご活用ください。

画像:備蓄品チェックリスト
一宮市防災ハンドブック背表紙

2 飲料水は1人1日3リットル

画像:水

 

「水」は、命を守るうえで最も重要です。

飲用としてはもちろん、衛生環境を保つためにも必要不可欠で、さまざまな用途で使用することができます。

画像:飲料水

体内の水分が数%でも下がってしまうと、脱水症状を起こし、重篤な状態に至ってしまう場合があります。

自分だけでなく大切な家族・友人の命を守るためにも、1人1日3リットル×最低3日分=9リットルを備蓄しましょう。

飲料水の必要数めやす

 

1日

2日

3日

7日

1人

3L

6L

9L

21L

2人

6L

12L

18L

42L

3人

9L

18L

27L

63L

4人

12L

24L

36L

84L

一宮市では、長期保存可能な災害用備蓄飲料水「おりひめ 木曽川が織りなす水」を毎年販売しています。

 

3 携帯トイレは1人1日5回分

画像:携帯トイレ

携帯トイレの備蓄も非常に大切です。トイレに行くことは生理現象のため、我慢すると体に不調をきたしてしまいます。

普段使っているトイレの便器に袋をかぶせ、凝固剤を入れて袋を縛るだけで水なしでも清潔に用を足すことのできる、

「携帯(ポータブル)トイレ」を1人1日5回分×3日=15回分備蓄をしましょう。

1回分で手のひらサイズのものがほとんどのため、日頃からカバンにいれて持ち歩くのにも便利です。

携帯トイレの必要回数めやす
 

1日

2日

3日

7日

1人

5回

10回

15回

35回

2人

10回

20回

30回

70回

3人

15回

30回

45回

105回

4人

20回

40回

60回

140回

 

画像:携帯トイレ使用イメージ

携帯トイレ使用方法 ※メーカーにより使用方法が異なります

1. 便器をあげ、大きめのポリ袋を設置する

2. 便器の上から携帯トイレの袋をかぶせて用を足す

3. 凝固剤を入れて固める

4. 袋を持ち上げ口を縛ってそのままゴミ箱へ

4 参考ウェブサイト

愛知県では、一人一人の状況に合わせた防災情報を提供し、「自助」を促進するため、パソコン及びスマートフォンから診断できる「防災・減災備L(そなえる)診断Webサイト」サービスを提供しています。必要項目を入力するだけで、各家庭で必要な対策や備蓄品の具体的な数が表示されます。

農林水産省では、備蓄に適した食品の選び方、ローリングストック法等による日頃の活用方法、災害時に役立つ簡単レシピなどの実践的な内容を取りまとめた「災害時に備えた食品ストックガイド」を公開しています。こちらもぜひ参考にしてください。

ローリングストック

「ローリングストック」とは、普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから食べ、食べた分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。

普段の買い物の範囲で備蓄ができるため、無理なく継続することができます。

画像:ローリングストックイメージ

災害時こそ、普段から食べ慣れているものを口にできる方が安心ですよね。

缶詰・じゃがいもやにんじんなどの日持ちのする野菜・レトルト食品など、好きなものを「少し多めに」買っておくことをおすすめします。

プロテインやビタミンドリンクなども、栄養不足になりがちな災害時の手軽な栄養補給にぴったりです。

無理なく少しずつ

ご家庭での備蓄を始める際は、最初から完璧にそろえる必要はありません。

ご家庭の事情に合わせ、少しづつ準備をしていけば大丈夫です。

大きな災害はいつ起こるか分からないからこそ、普段の生活から少しずつ意識をして、災害時に少しでも安心して生活できるように備えておきましょう。

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このページに関するお問い合わせ

危機管理課
〒491-8501 愛知県一宮市本町2丁目5番6号 一宮市役所本庁舎4階
電話:0586-28-8959
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。