一宮市は、多様化する市民ニーズに的確に対応し、地域の実情に合った質の高い行政サービスを提供するため、中核市への移行を推進しています。市制施行100周年という大きな節目の年に、尾張地域で初の中核市誕生と新たなまちづくりのスタートを目指す、市の取組みをご紹介します。
トピックス
一宮市を中核市に指定する政令が公布されました
令和2年10月14日(水曜日)、一宮市を中核市に指定する政令が、10月9日の閣議決定を経て公布されました。これによって、令和3年4月1日の中核市移行が正式に決定しました。引き続き、市制施行100周年に中核市『一宮』としてスタートを切る新たなまちづくりに向けて、準備を進めてまいります。
また、政令の公布を受け、令和3年4月1日の中核市『一宮』誕生を広く啓発するため、PRの横断幕を市役所本庁舎(写真)、尾張一宮駅前ビル(i-ビル)などに掲出しました。このほか、市内公共施設にのぼり旗やポスターなどを順次、掲出しPRしてまいります。
中核市指定の手続きの流れ
中核市に指定する政令の閣議決定がされました
一宮市が令和2年7月29日に行いました中核市指定の申出について、10月9日(金曜日)、中核市に指定する政令の閣議決定がされました。近日中に政令が公布され、令和3年4月1日の中核市移行が正式に決まります。
以下は閣議決定を受けての、市長のコメントです。
中核市に移行すると、福祉、保健衛生、環境など幅広い分野の権限が移譲されますので、与えられる権限の活用に工夫を凝らし、市民の皆さまに中核市のメリットを実感していただけるよう努めてまいります。また、令和3年度は、市制施行100周年という大きな節目の年でもあります。尾張地域の拠点都市「中核市・一宮」として、多くの方から選ばれる魅力あるまちづくりに尽力してまいります。
総務大臣へ中核市の指定を求める申出を行いました
令和3年4月の中核市移行に向け、令和2年7月29日(水曜日)、中野市長が総務省を訪れ、高市早苗総務大臣に、中核市の指定を求める申出書を手渡しました。
当日は、同じく来年4月の移行を目指している長野県松本市も同時に申出を行い、高市総務大臣から「指定に向けて手続きを進めます。」との言葉をいただきました。
今後は、秋ごろ(10月~11月)に国から中核市の指定に関する政令が公布され、一宮市の中核市移行が正式に決定する予定です。
以下は申出を終えての、市長のコメントです。
■スピード:住民に身近な市が事務を行うことで、申請への対応などを早くする
■まとめる:福祉「ワンストップ相談窓口」など、部署の枠を超えた連携をはかる
■オリジナル:必要に応じて一宮市独自のルールを入れていく
地域の実情にあったより質の高い行政サービスを提供することで、市民の皆さまに中核市のメリットを実感していただけるように、引き続き準備を進めてまいります。
愛知県知事から中核市指定の申出に係る同意書が交付されました
令和2年7月10日(金曜日)、中野市長が県庁を訪問し、大村知事から中核市指定の申出に係る同意書の交付を受けました。
中核市の指定を総務大臣へ申し出ることについては、令和2年3月市議会定例会の議決を経て、4月6日(月曜日)、県に対し同意の申入れを行いましたが、今回、県議会6月定例議会において申出の同意が議決され、知事から同意をいただくこととなりました。
これにより、必要な手続きがすべて整いましたので、総務大臣へ指定の申出を行う予定です。
市長メッセージを掲載しました
市制施行100周年となる2021(令和3)年4月の中核市移行まで、残り1年を切りました。移行に向けた取組みについて、市民の皆さまへのメッセージです。