キソガワフユユスリカ対策事業について

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ページID 1002005  更新日 2024年4月15日 印刷 

 冬期に木曽川から発生するキソガワフユユスリカの対策として、キソガワフユユスリカの発生状況調査や駆除対策を実施しています。

キソガワフユユスリカについて

(1)キソガワフユユスリカとは

 ユスリカは、ハエ目ユスリカ科に属するハエの仲間で、一見すると血を吸う蚊に良く似た昆虫ですが、蚊のように人や動物を刺すことや、血を吸うことはありません。不快害虫と言われ、家屋内に侵入し苦情の原因になることもありますが、川の水をきれいにしたり、魚や野鳥のエサになったりするなど、役に立つ面も持っています。
 キソガワフユユスリカは、フユユスリカ属に分類され、体長4~5mmで黒色の小さなユスリカです。水温が高い時期は幼虫が繭を作って川底で休眠し、水温が低くなると繭から幼虫が出てきて成虫になります。
 木曽川では、主にキソガワフユユスリカ(写真1)とコキソガワフユユスリカ(写真2)が、水温の低くなる秋の終わり頃から春の初め頃にかけて発生します。

(写真提供:日本ユスリカ研究会 会員 近藤繁生氏)

写真:キソガワフユユスリカ
写真1 キソガワフユユスリカ(Hydrobaenus kondoi)
コキソガワフユユスリカ
写真2 コキソガワフユユスリカ(Hydrobaenus kisosecundus)

(2)キソガワフユユスリカの特徴

  • 冬に成虫が大量に発生する
  • 水の流れの遅い場所を好む
  • きれいな水を好む
  • 川底に砂が多い川を好む

キソガワフユユスリカの発生状況について

令和5年度のキソガワフユユスリカ発生状況の速報は以下のとおりです
なお、令和5年度の調査は、捕獲数が大幅に減少したため、令和6年4月11日の調査をもちまして終了します。

キソガワフユユスリカの発生状況調査や駆除対策について

過去のキソガワフユユスリカの発生状況調査や駆除対策の結果は、次のとおりです。 

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