1月号 新春を迎えて

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ページID 1045241  更新日 令和4年1月1日 印刷 

新春を迎えて

 あけましておめでとうございます。

 市民の皆さまに謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 昨年、一宮市は100周年を迎えるとともに、尾張地域で初の「中核市」へ移行しました。愛知県から保健所の運営をはじめ福祉や環境など幅広い分野の事務権限を譲り受けました。コロナ禍での保健所運営は困難を極めましたが、「毎日定時に新規感染者数を発表する」ことをはじめ「感染経路の分析」など、お役に立つ情報をスピーディに提供することができるようになりました。他の分野でも、市民の皆さまが中核市移行のメリットを実感できるように、さまざまな事業を進めてまいります。

 コロナ禍でも、新たな時代を見すえて、小中学校でデジタル学習環境を整備する「GIGAスクール構想の推進」や、電子マネーに親しんでいただく「高齢者の新しい生活支援事業(満75歳以上の方への交通系電子マネーの配布など)」、地域の消費喚起とキャッシュレス決済を推進する「キャッシュレス決済ポイント還元事業」など、多彩な取り組みを実施することができました。

 今年は、戦後70年以上も親しまれてきた詰め襟学生服とセーラー服が、時代の変化に合わせてブレザー・スラックス・スカートの新しいデザインに変わります。4月からは新制服を着た中学生の皆さんが、まちに新たないろどりを加えてくれることでしょう。

 7月には国内最大規模の国際芸術祭「あいち2022」が、一宮市を主会場の一つとして愛知県で開催されます。現代美術をはじめジャンルを横断した最先端の芸術を一宮市から発信し、文化芸術の活性化により地域の魅力向上を図ってまいります。

 次の100年に向けた年がスタートします。皆さまにとりまして幸多き年となりますよう心からお祈り申し上げます。


「2022(令和4)年1月号 広報一宮」 掲載
※記事中の内容・数値などは掲載時点のものです。

木曽川とツインアーチ138を遠景で望む写真

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