4月号 もっときれいなマチへ ~ごみ対策と大気汚染~
ページID 1047740 更新日 令和4年4月1日 印刷
ごみ出し辞典8年ぶり改訂
現在、ご家庭にある「ごみと資源の分け方・出し方辞典」は2014(平成26)年に発行したものです。この辞典を8年ぶりに改訂し、今秋、皆さまにお届けします。
新しい辞典では、火災の原因となっている充電式電池の廃棄方法についてご注意いただくよう強く呼びかけてまいります。また、分別の仕方が分かりにくいとご指摘の多い「プラスチック製容器包装」や「雑がみ」の説明をつけて、リサイクルを推進します。ごみの減量については、まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」を減らすためのページを追加し、また、新型コロナウイルスなどの感染症対策については、マスクなどの家庭ごみの出し方を紹介するページを追加します。
そして、ごみの分別やお住まいの地域の収集スケジュールが分かるアプリを10月頃にリニューアルします。この新しいスマートフォン向けアプリには、収集日を事前にお知らせするアラーム機能が付加され「分け方・出し方」に関する情報が分かりやすく配信されます。アプリは、スマートスピーカー(Amazon Alexa)に対応し、家事や育児などで手が離せないときにも「アレクサ、ごみ出し情報を開いて」と話しかけるだけで、収集日や分別を簡単に音声で調べることができます。
町内会ごみ収集ボックスを補助
ごみ集積場所に出した可燃ごみをカラスに荒らされてお困りのご町内が多数あると聞いております。
対策として、ごみにネットをかけていただくことをお願いしていますが、カラスは賢い生きもので、わずかな隙間からネットをめくり上げて中に入り、ごみをあさり散らかしてしまうこともあります。
そこで、市では新年度予算で、カラスなどによるごみの散乱防止のため町内会が設置するごみボックスについて、4万円を上限に、購入費用や作製に要した材料費の9割を補助する事業を行います。
ごみボックスは、道路通行の邪魔とならないような折りたたみタイプとするなど、土地の形状や場所などにより、いくつかの条件を設けさせていただきます。補助申請については、環境部・収集業務課にご相談ください。
黄砂など大気の監視も中核市として強化
昨年4月に中核市となり、大気汚染の常時監視も一宮市が自ら行うこととなりました。
以前から市内にあった愛知県の測定局3カ所を引き継ぐとともに、市内全域を把握できるよう地域バランスも考慮して、国道22号線沿いの平島2丁目に自動車排出ガス測定局1カ所を追加し、大気測定を充実させました。
大気測定局では、二酸化硫黄・一酸化炭素・窒素酸化物・光化学オキシダント・微小粒子状物質(PM2.5)など、健康に被害を及ぼすおそれのある物質の飛散量や濃度を測定しています。市では、これらの物質の測定結果をウェブサイト( ID1037835)に掲載しています。これから暖かくなると、黄砂などが飛来しPM2.5等の数値が高くなることや、光化学スモッグが発生するおそれがあります。市内4カ所でリアルタイムに大気汚染の状況を把握することで、注意喚起の情報等も迅速に市民の皆さまにお伝えできます。
一宮市は、環境にやさしい、きれいで快適なまちづくりができるよう、引き続き取り組んでまいります。
「2022(令和4)年4月号 広報一宮」 掲載
※記事中の内容・数値などは掲載時点のものです。
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