第17回・市政アンケート調査結果の報告

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ページID 1037845  更新日 2021年2月25日 印刷 

調査概要

調査内容

「繊維産業とその発信(PR)活動」について(所管:経済部 商工観光課)

 市では、一宮地場産業ファッションデザインセンター(FDC)と連携し、市の主要産業である繊維産業の発信(PR)活動に取り組んでいます。2016年にもこのアンケートを実施していますが、前回の調査結果と比較するとともに、市民の皆さんの意見をお聴きし、今後の繊維産業の発信(PR)活動を検討するための基礎資料とするものです。

「体罰と児童虐待」について(所管:こども部 子育て支援課 こども家庭相談室)

 児童虐待に関する相談の増加を受け、2019年に児童福祉法等が改正され、子どものしつけに際して、体罰を加えることが禁止されました。今回の調査は、しつけのための体罰と児童虐待に関する皆さんの認知度・意識を把握して、今後の啓発活動の参考とするものです。

「一宮駅周辺の『居心地の良い空間』」について(所管:まちづくり部 都市計画課)

 中心市街地である一宮駅周辺約1km圏内の人のにぎわいを創出するため、人が「居心地が良く、親しみ・にぎわいがあり歩きたくなる空間」となるために必要な市民ニーズを把握し、駅周辺の空間デザイン設計や地元説明の基礎資料とするものです。

調査期間

令和2年11月13日(金曜日)から11月27日(金曜日)

調査方法

対象
市内に居住する満18歳以上の方
調査地域
一宮市内全域
標本数
3,000人
抽出法
令和2年10月1日現在の住民基本台帳登録者(外国人を含む)の中からの無作為抽出
調査方法
郵送法・電子申請
回収数
1,256人(うち電子申請224人)〔回収率:41.8%〕
質問数
38問(回答者属性の4問を含む)

調査結果(概要)

1.「繊維産業とその発信(PR)活動」について

(1)「尾州」の認知度

 2016年に同様の調査を実施しましたが、「尾州マーク」を見たことがある方の割合は26.4%から今回39.5%に増え、尾州というブランドが認知されつつあることが分かりました。その一方で、実際に「尾州マーク」の付いた商品を持っている方は少ないため、積極的なPR活動が必要だと考えています。

(2)尾州産地のこれから

 尾州の素材で作られた商品について「スーツ」「ジャケット」以外にも、「カバンやポーチなどの小物類」に注目が集まっていることが分かりました。また「身近に購入できる場所があれば購入したい」75.7%と、多くの方に購入意欲があることが分かりました。今後は「小物類」など比較的手に取りやすい商品、身近に購入できるような場所の提供についても検討していきます。

2.「体罰と児童虐待」について

(1)体罰と児童虐待について

 体罰や虐待に対して、知識としてはかなりの方が有していることが分かりました。30代以下では、体罰を与えたことがある方が他の世代と比較して低くなっていることも分かりました。これらのことから、虐待に関しての周知が図られてきたことがうかがえます。

(2)知識と実態について

 体罰としつけ、虐待の関係を大多数の方が理解していると思われますが、「しつけと称した体罰」については、やむを得ない場合を含めると半数以上の方が肯定派でした。また「しつけと称した体罰」を受けたことがある方は37%いたにも関わらず、虐待を受けたことがあるかを問う設問に対しては1割の方しか「ある」と答えていません。
 虐待通告に関しては、通告の義務を知っている方が半数いながらも、実際に虐待を疑うような場合を見聞きしても全体の1割程度しか通告していないという現状も浮き彫りになりました。

(3)アンケートから見えてきた課題

 しつけや体罰、虐待について、なんとなく知識としては持っているが、実際の場面に遭遇すると、必ずしもその知識通りの行動になるとは限らないことが分かりました。今回のアンケートは、虐待の問題の根深さや難しさを示した結果となりましたが、一方で地道な周知活動も効果があることが示されました。これからもより効果的な方法を探りながら周知を続けていきます。

3.「一宮駅周辺の『居心地の良い空間」について

(1)一宮駅および駅周辺の魅力

 半数以上の方が一宮駅・駅周辺を利用している一方で、駅中の店舗を中心とした1時間未満の短い滞在や、鉄道等の利用のみの目的が多く、滞在時間は短くなっています。
 そのため、多くの人が魅力を感じている「七夕まつりや市民主体のイベント」、「真清田神社や大江川桜並木などの景観」、「モーニングサービスなどの地域ブランド」などの地域独自の魅力を生かし、駅周辺にも多くの人が訪れ、滞在できるような「まち」となるよう、市民の皆さまとともに検討を進めていきます。

(2)一宮駅および駅周辺の今後の取り組み

 駅周辺は「居心地の良さ」、「親しみ」、「にぎわい」の全てを感じられていない結果となりました。
 そのため、「空き店舗対策、開業促進、不足業種の誘致」や「イベントの充実化・活動促進」など駅に訪れる具体的な目的の創出や訪れる人が主役となり楽しめるような取り組みにより、駅周辺が居心地が良く親しみやにぎわいのある「まち」となるように、市民の皆さまとともに検討を進めていきます。

調査結果報告書

 集計結果については、表示単位に満たない部分を四捨五入しているため、個々の比率の合計が全体を示す数値と一致しない場合があります。
 報告書中の「n」は、その質問に対する回答総数です。
 年齢不明の調査票があるため、年齢別の数値の合計が、全体の数値とは一致しない場合があります。

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電話:0586-28-8951 ファクス:0586-73-9128
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