第19回・市政アンケート調査結果の報告

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ページID 1052406  更新日 2022年9月22日 印刷 

調査概要

調査内容

「キャッシュレス決済と電子申請」について

(1)「キャッシュレス決済の利用」について(所管:活力創造部 産業振興課)

 市では、経済対策・事業者支援の目的で、スマートフォンを利用したスマホ決済を対象としたポイント還元キャンペーンを実施しました。今後もキャッシュレス決済を浸透させるためのニーズと課題を知るための基礎資料とするものです。

(2)「電子申請の利用」について(所管:総務部 デジタル推進室)

 市民の皆さまが、電子申請で市役所への申請・届出を可能にすることは、デジタル化の目標の1つです。今回の調査は電子申請に関する意識などを調査し、今後のデジタル化施策の基礎資料とするものです。

【水道に対する意識と要望】について(所管:上下水道部 経営総務課)

 現在の水道事業に対する市民の皆さまの意識と、今後の要望について調査し、水道施設の耐震化を計画的に推進するための基礎資料とするものです。

【SDGs】について(所管:総合政策部 政策課)

 市では、2021年11月より、一宮市SDGsパートナー制度を制定し、SDGs達成と一宮市域の課題解決に向けた取り組みを推進しております。今回の調査は、SDGsへの関心及び要望を把握し、市と企業・団体が協力してSDGs達成に取り組むための基礎資料とするものです。

調査期間

令和4年6月1日(水曜日)から6月15日(水曜日)

調査方法

対象
市内に居住する満18歳以上の方
調査地域
一宮市内全域
標本数
3,000人
抽出法
令和4年4月1日現在の住民基本台帳登録者(外国人を含む)の中からの無作為抽出
調査方法
郵送法・電子申請
回収数

987人(うち電子申請191人)〔回収率:32.9%〕

質問数
32問(回答者属性の3問を含む)

調査結果(概要)

【キャッシュレス決済と電子申請】について

(1)「キャッシュレス決済の利用」について

キャッシュレス決済について

 普段よく利用する決済手段では、現金とキャッシュレス決済の割合がほぼ拮抗しており、キャッシュレス決済が浸透してきていることが分かりました。今後さらにキャッシュレス決済を普及させていくには「使いすぎる恐れがある」「使い方がわからない」「悪用やセキュリティが不安」の問題解決が重要と考えます。「使いすぎる恐れがある」は26.9%と多く、家計管理アプリの活用や、スマホ決済アプリ内の利用上限設定などを周知啓発していくことが有効だと考えます。また「悪用やセキュリティが不安」は22.4%と全ての世代で多く、安心して利用できるようにセキュリティを強化することや、悪用されないような啓発が重要と考えます。

60代以上のキャッシュレス決済について

 キャッシュレス決済を利用しない理由として「使い方が分からない」が60代以上に多く、高年層向けスマホ教室で、使い方を知ってもらうことが有効的であると改めて実感できました。一方で高年層ではいわゆる「ポイ活」をしている割合が低く、既にキャッシュレス決済を使っている方でもお得な使い方ができていない可能性があります。スマホ初心者だけでなく、こうしたキャッシュレス決済に不慣れな高年層に対し、応用編のようなスマホ教室を展開していくことでよりキャッシュレス決済の普及が進んでいくと考えられます。

(2)「電子申請の利用」について

端末保持の状況について

 スマートフォンやパソコンなどの端末を保持していないと回答したのは、60代で10%、70代で32%、80代以上で57%と増加しますが、高齢者でも一定数の端末保持者がいることが確認できました。特に60代~70代では約15%がパソコンを利用しています。スマートフォンが普及する前からICTを活用している方が、継続してパソコンを利用し続けており、ICT利活用への意欲も高いと想像できます。

電子申請で行いたい申請・届出について

 電子申請で行いたい申請・届出は、各年代での生活に多く関わるものへの要望が多い傾向があります。特に40代~50代は電子申請への要望が多いことが明らかになりました。また、現在実施されていない粗大ごみ戸別収集の申込が全体で最多となっており、要望が大きいことが分かりました。

電子申請の普及について

 「その場で質問や相談ができない」が46.3%、また「電子申請で行える申請・届出の種類が分からない」が41.4%と多くの方が回答しています。回答が多かった2つの問題解決に取り組むことが重要だと考えます。電子申請で行える申請・届出の種類を調べる方法では「市のウェブサイト」と回答した方が52.6%と最も多いことから、ウェブサイトでの情報発信をさらに充実したものにすることが重要だと考えます。

【水道に対する意識と要望】について

「水道水の水質」について

全ての世代で半数以上の方が水道水の水質に興味・関心があると回答したことから、良好な水道水の指標である水質検査結果についての広報と、良質な水道水をPRしていくことが重要であると考えます。また、安全な水の供給が重要と考えます。

「災害対策」について

 水道施設の耐震化については、全ての世代で「非常に重要である」「重要である」を回答した方が93.1%と多く、また「耐震化を実施すべき」と回答した方が87.7%と多かったことからも水道施設の耐震化が重要と考えます。また「耐震化を実施すべきだと思うが、耐震化の時期は多少遅れても構わないので、水道料金への影響をできるだけ抑えてほしい」と回答された方が48.8%だったことから、安全な水道水を安定供給するための耐震化事業に要する費用についての広報活動が必要だと考えます。一方で、各ご家庭でも災害に備えていただくよう、飲料水備蓄の啓発を継続することも重要と考えます。

「水道料金やサービス」について

 水道料金を「適正だと思う」「やや安いと思う」「安いと思う」と回答された方が55.0%と多く、料金にご理解いただけていることが分かりました。広報誌「水de報(みずでっぽう)」については、気になる記事があれば読む人が多く、興味を引く紙面づくりが重要だと考えます。水道に求めるサービスとしては「水質の安全」が最も求められていることから、安全な水質の水道の供給が最重要と考えます。

【SDGs】について

SDGsについて

 興味がある目標については、40.8%の方が「すべての人に健康と福祉を」と回答しており、健康に関する関心が最も高いことが分かりました。一方で、SDGsの達成に向けては、主に行政が取り組むべきと回答した方が58.6%と最も多く、市として、より一層SDGsに取り組むことが求められていると考えます。

SDGs達成のため、市が取り組むべきことについて

 46.4%と半数近くの方が「市が取り組んでいるとは思わない」と回答しているため、市の取り組みについて広報活動することが重要だと考えます。アンケート結果を踏まえ、一宮市のSDGsを推進するため、企業・団体・教育機関などあらゆる分野の関係者と協力しながらSDGsに取り組み、市民の皆さまのご期待に沿えるまちづくりを進めていきたいと考えます。

調査結果報告書

 集計結果については、表示単位に満たない部分を四捨五入しているため、個々の比率の合計が全体を示す数値と一致しない場合があります。
 報告書中の「n」は、その質問に対する回答総数です。
 年齢不明の調査票があるため、年齢別の数値の合計が、全体の数値とは一致しない場合があります。

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