第20回・市政アンケート調査結果の報告
ページID 1057468 更新日 2023年9月25日 印刷
調査概要
調査内容
【一宮駅周辺の『居心地がいい空間』】について(所管:まちづくり部 都市計画課)
中心市街地である一宮駅周辺を「居心地が良く、親しみ・賑わい(活気)があり歩きたくなる空間」にするために必要な要望・課題を把握します。また、駅周辺の空間デザイン設計や地元説明の基礎資料とするものです。
【自殺予防対策】について(所管:市民健康部 保健総務課)
市民の皆さまの自殺対策事業に関する認知度を把握し、自殺予防対策事業の基礎資料とするものです。
【自転車の利用状況】について(所管:まちづくり部 地域交通課)
市民の皆さまがより安全に安心して楽しく自転車を使っていただけるよう、自転車の利用状況や自転車施策に対する要望・課題を把握し、計画改定の基礎資料とするものです。
調査期間
令和5年6月1日(木曜日)~22日(木曜日)
調査方法
- 対象
- 市内に居住する満18歳以上の方
- 調査地域
- 一宮市内全域
- 標本数
- 3,000人
- 抽出法
- 令和5年4月1日現在の住民基本台帳登録者(外国人を含む)の中からの無作為抽出
- 調査方法
- 郵送法・電子申請
- 回収数
-
983人(うち電子申請371人)〔回収率:32.7%〕
- 質問数
- 23問(回答者属性の4問を含む)
調査結果(概要)
【一宮駅周辺の「居心地がいい空間」】について
「社会実験『ストリートチャレンジ』について」
さまざまなイベントや活動を行った社会実験『ストリートチャレンジ』について、取り組みを知らない方が69.4%と多く、周知方法を検討する必要があることが分かりました。一方で、参加した方の71.8%は、今後も参加したいと感じていることや、交通規制を伴うことについても、不便に感じる方は少なく、『ストリートチャレンジ』の内容については、一定の評価や理解が得られていることが分かりました。今後も市民の皆さまとともに、一宮駅周辺で様々な取り組みを実施し、居心地が良く歩きたくなるまちなかの創出について、検討を進めていきます。
「一宮駅周辺の魅力」について
一宮駅周辺に対する「居心地の良さ」「親しみ」を50%以上の方が感じておらず、特に「賑わい・活気」については、74.9%の方が感じていないことが分かりました。20代以下の若い世代については、約60%の方が「居心地の良さ」「親しみ」を感じているが、「賑わい・活気」は感じていないため、相互関係を研究する必要があると考えます。
また、一宮駅前の銀座通りについては、様々な活動や催しが日常的に行われる活気ある空間や、安心して過ごすことができる公園のような空間が望まれている結果となりました。一宮駅周辺にも多くの人が訪れ、滞在できるよう、居心地が良く親しみや賑わいのある「まち」を目指し、市民の皆さまとともに検討を進めていきます。
【自殺予防対策】について
自殺予防週間と自殺対策強化月間について
平成18年に自殺対策基本法が制定され、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して自殺対策が行われています。自殺対策に関する国民の理解を深めることが必要とされ、自殺予防週間や自殺対策強化月間について、国民の約3人に2人以上が聞いたことがあるようにすることを、国は目指しています。市としても、かけがえのない命を守るために、計画を策定し対策を講じていきますが、今回のアンケートでは、「自殺予防週間」と「自殺対策強化月間」ともに、まだまだ認知が十分されていない状況が分かりました。現在の2倍の人に認知されるよう啓発活動をしていく必要があります。
ゲートキーパーについて
国民一人ひとりが、自分の周りにいるかもしれない自殺を考えている人の存在に気付き、思いに寄り添い、声をかけ、話を聞き、必要に応じて専門家につなぎ、見守っていくゲートキーパーの役割を担う人材を養成し、広く周知を進めることが自殺対策につながります。国は、国民の約3人に1人以上が聞いたことがあるようにすることを目指しています。今回のアンケートでは、80%以上の方がケートキーパーを「知らなかった」ということが分かりました。現在の2倍以上の人にゲートキーパーの役割が認知されることを目指し、ゲートキーパーの養成及び啓発に力を入れる必要があります。
【自転車の利用状況】について
自転車の利用状況について
普段の移動手段として、自転車と回答した方は全体の34.0%でした。10代の自転車利用者は76.2%と高い一方で、他の年代では車利用が自転車利用を大きく上回っており、自動車運転免許を保有している年代の車利用が高いと言えます。自転車利用の頻度についても、10代の57.1%の方がほぼ毎日使うと回答したのに対して、20代以上では、ほぼ毎日使う割合が10%台半ばまで減少し、自転車があまり利用されていないことが確認できました。また、自転車利用の目的としては、70代以上の方は買い物目的、10代の方は通勤・通学目的としての利用が高いことが分かりました。
自転車に乗る際のヘルメット着用について
ヘルメット着用率は15.7%と非常に低い結果でした。着用しない理由として「必要性を感じない」と回答した方が10.6%と低い結果であり、ヘルメットを持っていない方が75%を超えているという実情が確認できました。その他、自転車利用の多い10代は、着用が面倒であることや、ヘルメット着用による髪型の乱れ、容姿の悪さがヘルメットを着用しない要因になっていることが分かりました。
自転車の利用促進への取り組みについて
自転車利用促進については「安全で走りやすい自転車走行空間」「駅やバス停周辺の駐輪場の整備」「自転車ルール・マナーの教育」が必要と回答した方が多く、自転車を安全で快適に使いやすい環境を整備するとともに、自転車利用のルールの周知やルールを守る意識の向上が重要だと考えます。
調査結果報告書
集計結果については、表示単位に満たない部分を四捨五入しているため、個々の比率の合計が全体を示す数値と一致しない場合があります。
報告書中の「n」は、その質問に対する回答総数です。
年齢不明の調査票があるため、年齢別の数値の合計が、全体の数値とは一致しない場合があります。
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