8月号　野菜831と一宮138　～地産地消と健康～

• 2019（令和元）年8月号　市長メッセージ「野菜831と一宮138　～地産地消と健康～」インタビュー （mp3 12.1MB）

野菜831と一宮138　～地産地消と健康～

健康のため、もっと野菜を

　一宮市では、さまざまな種類の野菜が1年を通じて栽培されていますが、その中でも多く出荷されているのは、ナス・ネギ・ダイコン・ハクサイです。愛知県は農産物に恵まれた地域ですが、野菜を食べる量はどうでしょうか？ 愛知県民が1日に野菜を取る量は全国で女性がワースト3位、男性に至っては全国最下位です。1日に必要な野菜が350gといわれる中で、愛知県民は男女とも100g以上不足しています。

あいちサラダめし＠一宮市役所食堂

　みんなが食べたくなるサラダを作り、野菜の消費を増やして、健康増進と地産地消を推進するプロジェクトが、愛知県の協力の下で始まりました。「あいちサラダめし」というメニューを外食店舗などに作ってもらい、新ご当地グルメとして定着させていこうという取り組みです。

　一宮市も、4月から毎月1週間の限定ではありますが、市役所11階の食堂で「あいちサラダめし」を提供することにしました。市役所など公の食堂としては初めての試みです。地元産の旬な野菜をふんだんに使い、濃厚な味わいの「浮野のたまご」を取り入れたことで好評をいただいています。ネギとショウガをアクセントに加えたコクのある肉味噌も自信作なので、一度ご賞味いただければと思います。

オール一宮市で：即売会、健康メニューetc．

　愛知西農業協同組合や一宮市浮野養鶏株式会社、地元農業者グループの協力をいただき、5月の食堂「サラダめし」提供期間には、市役所西側の夢織り広場で地元野菜や卵の直売も行いました。補充してもすぐに売り切れるほどの盛況でした。

　また、健康のために望ましいとされる1日あたりの野菜350gについて、野菜の模型を実際に目で見たり手に取ったりできる体験コーナーや、野菜の簡単な時短レシピの紹介を行いました。

　8月31日は8（や）31（さい）で「野菜の日」です。831を逆から読むと138（いちのみや）となります。ちょっと親しみを感じませんか？　そんな縁も感じて、野菜に関連したイベントを計画しています。8月26日（月曜日）～30日（金曜日）に市役所11階食堂で「サラダめし」を提供し、夢織り広場での野菜直売も1日限定で28日（水曜日）に行う予定です。8月30日（金曜日）には修文女子高等学校の生徒の皆さんに講師をお願いし、小学生が対象の料理教室「こどもクッキングいちのみや」も開催します。

　8月31日（土曜日）には、愛知西農業協同組合の産直広場・南小渕店でイベントを、続く9月1日（日曜日）には、スポーツ文化センターで恒例の「市民健康まつり」でも野菜を食べよう！企画を予定しています。

ゴディバと一宮市のハチミツ（福来蜜[ふくらみつ]）コラボ

　今年のJR名古屋タカシマヤでのバレンタイン催事では、高級チョコレート・ブランド「ゴディバ」に一宮市のハチミツ「福来蜜」とコラボした限定チョコを販売していただきました。メディアに取り上げられて一宮市の農産物をPRできました。今回のご縁で他のブランドからも一宮市の農産物を紹介して欲しいという問い合わせをいただいています。これからも、一宮市の魅力的な農産物をさまざまな方法でPRしていきます。

 

「2019（令和元）年8月号 広報一宮」 掲載
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