7月号 大雨にそなえる

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ページID 1056146  更新日 2023年7月1日 印刷 

日光川・野府川の水を木曽川へ流します

 日光川上流域に位置する浅井町東浅井地区では床上浸水などの被害が続きました。これを受けて、まず市では休耕田を利用した遊水地を令和3年に整備しました。その上流部においても、これから県が一宮遊水地と江南遊水地を整備する予定です。
 さらに大きなプロジェクトとして、地下トンネルを通して野府川の水を木曽川に排水する「日光川2号放水路」の整備にも着手しています。

青木川や木曽川町など被害が多いエリアでの対策

 青木川も平成28年に越水、29年には堤防決壊などの被害が発生したため、令和元年に調節池を整備しました。まだ暫定供用ですが、ポンプを整備するなど今後も拡張を予定しています。上流の江南市にも調節池を建設中で、令和5年度の完成を目指しています。
 アピタパワー木曽川店の近隣は道路冠水が頻発しているため、野府川に架かる割田橋付近のボトルネックを解消する工事を予定するとともに、幹線道路をかさ上げして道路冠水を減らすようにします。

大雨にそなえた今後の工事の計画を一宮市の地図上に示した図

小中学校に加え、公園の地下にも水を貯めます

 市内61の小中学校のうち、およそ半数にあたる30の小中学校のグラウンド面を掘り下げて一時的に雨水を貯められるようになっています。
 新川流域において、今後は市内の公園でも雨水を貯められるように、まずは多加木公園と大平島公園で工事を始めます。この工事が完成すると多加木公園に約3,000m3、大平島公園に約1,200m3の雨水を貯めることができるようになります。

ご自宅でも水を貯められます

 皆さまのご自宅でも浸水対策にご協力いただけます。市ではご自宅への雨水タンクなどの設置に対して補助を行っています。補助率は最大90%で、少ない自己負担で設置することができます。一人一人が少しずつでも雨水を貯めることが地域の浸水対策につながりますので、ご協力をお願いします。


 

「2023(令和5)年7月号 広報一宮」 掲載
※記事中の内容・数値などは掲載時点のものです。

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