11月号 女性の活躍

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ページID 1057849  更新日 令和5年11月1日 印刷 

市川房枝さん生誕130周年

 学校の教科書にも載っている一宮市出身の市川房枝さんは、明治26年に明地で生まれました。当時は女性に選挙権もなく、政治運動にも制限がありました。市川房枝さんは小学校教師や新聞記者を務めた後に上京し、大正から昭和にかけて女性の労働環境改善や女性参政権運動の中心的人物として活躍しました。現在、女性が選挙で投票できるようになったのは市川房枝さんたちの活躍によるものです。戦後も参議院議員を通算5期務め、女性の地位向上の運動に尽力されました。
 生誕130周年にあたる今年は「自分らしく、あたらしい明日へ」をテーマとして、12月に女性活躍推進シンポジウムを開催します。文壇でご活躍の辻堂ゆめさんをお迎えしての基調講演と、さまざまな分野でご活躍の女性を交えたパネルディスカッションを行います。

 また、市川房枝さんの功績を伝えるため、市川家から生家跡の土地と整備のための資金をご寄付いただき、令和5年3月に市川房枝生家跡記念広場を整備しました。

市川房枝生家跡記念広場の写真


三岸節子さん生誕120周年が再来年

 小信中島に生まれた三岸節子さんは、15歳の時に家族の反対を押し切り、洋画家となる夢を抱いて単身上京しました。女子美術学校(現在の女子美術大学)を卒業し、洋画家としての道を歩み始めますが、夫で画家である三岸好太郎さんが31歳で亡くなられ、3人の子どもを抱えて女手ひとつで大変な苦労を重ねました。戦後は数々の受賞を重ね、海外の美術展に招かれるなど、名実ともに日本を代表する洋画家としての地位を確立しました。
 現在、生家跡地に建つ三岸節子記念美術館では、三岸節子さんの作品をご覧いただけます。令和7年は節子生誕120周年の記念すべき年で、郷土の偉大な先人の業績をご覧いただける特別展を開催する予定です。

三岸節子記念美術館の外観写真


一宮市の女性活躍の状況

 一宮市議会では今年4月の一般選挙で、定数38名のうち過去最多の10名の女性議員が当選し、初めて2桁となりました。
 一宮市では平成30年に「第3次一宮市男女共同参画計画」を策定し、市職員における女性管理職の割合が令和5年度に25%となるよう目標を掲げました。管理職(専任課長級以上)に占める女性の割合は、平成25年では13%(447名中57名)でしたが、令和5年には、約2倍の27%(465名中124名)まで増えており、目標を達成することができました。部長級職員(19名)は女性ゼロが続いていましたが、今年4月には8年ぶりに女性の部長が就任して、ようやく1名の登用ができました。
 また、小中学校(61校)の校長に占める女性の割合も、平成25年が8名で13%でしたが、令和5年には11名で18%まで増えています。
 日本の社会全体における女性管理職の比率は、世界的に見ても低い水準にあるといわれています。市民の約半数が女性であることを考えれば、もっと女性管理職が増えていくような環境を整えることが必要です。女性の活躍を推進するさまざまな取り組みが進むなか、誰もが性別を意識することなく、その人の個性と能力を十分に発揮し活躍できる社会の実現を目指していきます。

一宮市職員の女性管理職の割合 平成25年=13% 令和5年=27%


 

「2023(令和5)年11月号 広報一宮」 掲載
※記事中の内容・数値などは掲載時点のものです。

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