8月号 これからのバス ~名鉄バス、i-バス~

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ページID 1076248  更新日 2026年7月24日 印刷 

名鉄バスの路線増:一宮西病院行き

 路線バスは、市民の皆さまの移動を支える重要な公共交通機関です。市内には、名鉄バスが9路線、市が運営するコミュニティバス(i-バス)が6路線あります。
 今年4月、名鉄バスとしては5年ぶりの新路線となる「一宮西線」が開設されました。一宮駅と一宮西病院の間を1日12便が年末年始を除き毎日運行しており、既存のi-バス一宮コースと合わせると、駅と病院を往復するバスは、おおむね1時間に2本となりました。一宮西病院には、一宮西病院バス停の隣に「待合室」も設けていただきました。
 名鉄バスの路線の中には、ルールを作って市が補助しているものもあります。一宮駅と138タワーパークや総合体育館をつなぐ「光明寺線」と、一宮駅とイオンモール木曽川をつなぐ「一宮・イオン木曽川線」の2路線です。2025年度決算見込みで、光明寺線では約2,444万円、一宮・イオン木曽川線では約340万円を補助しています。

一宮市内の名鉄バスとi-バスの路線図の概略

i-バスの現況と新たな動き

路線見直し

 i-バスの運行は、基本的に収益が出るものではありません。1乗車あたりの運賃収入は100円・200円ですが、市が負担している金額は1乗車あたり最低でも324円、中には1,451円かかる路線もあります。特に利用の少ない木曽川・北方コースや尾西北コースは、乗客を増加させるために、使い勝手の良いコースやダイヤについて、地域の皆さまと話し合ってきました。そして、いよいよ10月1日から、新たなコース・ダイヤでの運行を開始することになりました。

i-バスミニ

 路線バスを走らせるほどの利用客は見込めない、鉄道駅から1キロメートル、バス停から500メートル以上離れた「公共交通不便地域」向けに、2016年から予約制乗合タクシー(i-バスミニ)の運行を始めました。地域の公民館などと最寄りのバス停や鉄道駅をつないでいます。利用状況は、活発な地域とそうでない地域が固定化しており、全体としては停滞気味となっています。

利用アップ企画

 春休み期間限定で市内の小中学生を対象に、i-バスの全路線に無料で乗れるようにしたところ、延べ1,576名の利用がありました。また、今年の2月と3月に、一宮市のポータルサイト「イチ・デジ」と連携し、通常500円の「i-バス1日乗車券」のデジタルチケットを、市民限定で100円で販売したところ、延べ267名の利用がありました。

地域の皆さまの支え

 萩原町連区交通協議会では毎年、中島小学校で「ニコニコふれあいバス感謝デー」というイベントが開催され、地域の方にバスを身近に感じてもらえるような企画が行われています。昨年には、木曽川町連区でも交通協議会が設立され、バスの利用促進につながる地域の皆さまの活動が広まりつつあります。
 近年は、自動運転技術の実現が期待されており、一宮市も2019年に遠隔監視型自動運転の実証実験のフィールドになりました。こうした新しい技術にも期待しつつ、多くの皆さまに便利に利用していただける、より質の高い公共交通ネットワークの実現に向けて、これからも頑張ります。


 

「2026(令和8)年8月号 広報一宮」 掲載
※記事中の内容・数値などは掲載時点のものです。

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