2025年12月23日報道発表　食中毒の発生について

市内にある飲食店が提供した食事を原因とする食中毒事件が発生しました。

1　探知及び概要

12月22日（月曜日）、市民から一宮市保健所へ「12月19日（金曜日）に市内の飲食店を利用したところ、16名中12名が下痢、嘔吐等の体調不良を呈している。」との連絡がありました。その後の調査の結果、同じ日に当該施設を利用した2グループ17名が食中毒様症状を呈していることが判明しました。

• 患者全員に共通する食事は当該施設で提供された食事のみであること
• 患者を診察した医師から、食中毒の届出があったこと
• 患者及び調理従事者の検便から、ノロウイルスが検出されたこと

これらのことから、保健所は当該施設を原因施設とする食中毒と断定しました。

2　発症状況

喫食者数	31名
患者数	17名（入院0名）
発症日時	12月20日（土曜日）午後8時頃から
主な症状	下痢、嘔気、腹痛、嘔吐、発熱等

 

3　原因施設及び措置

（1）原因施設

　施設名称：ぎんなべ　

　営業の種類：飲食店営業

　施設所在地：愛知県一宮市本町2丁目3-16

　営業者：有限会社ぎんなべ　取締役　柴田　茂

（2）原因食事

　12月19日（金曜日）に当該施設で提供された食事（付出し、前菜、刺身、天ぷら、鍋、茶碗蒸し、焼き魚、赤だし、ごはん、デザート、しゃぶしゃぶ、すき焼き　等）

（3）病因物質：ノロウイルス

（4）措置：当該施設における飲食店営業の禁止処分を行いました。