第22回・市政アンケート調査結果の報告
ページID 1067698 更新日 2025年9月25日 印刷
調査概要
調査内容
【空き家対策】について(所管:建築部 住宅政策課)
空き家対策に関して、市民の皆さまが行政に期待する支援策を調査するとともに、2026年度に予定している一宮市空家等対策計画の改定のための基礎資料とします。
【高齢者福祉施設】について(所管:福祉部 高年福祉課)
高齢者福祉施設の在り方について、長期的な視点で統廃合や再編成を含めた検討をするための基礎資料とします。
【繊維産業の認知度】について(所管:活力創造部 産業振興課)
一宮市の繊維産業に対する市民の皆さまの認知度を調査し、今後の発信(PR)活動のための検討資料とします。
調査期間
2025年5月28日(水曜日)~6月30日(月曜日)
調査方法
- 対象
- 市内に居住する満18歳以上の方
- 調査地域
- 一宮市内全域
- 標本数
- 3,300人
- 抽出法
- 2025年4月1日現在の住民基本台帳登録者(外国人を含む)の中からの無作為抽出
- 調査方法
- 電子申請
- 回収数
-
808人〔回収率:24.5%〕
- 質問数
- 19問(回答者属性の4問を含む)
調査結果(概要)
【空き家対策】について
空き家対策の関心について
空き家対策については、7割以上の方が関心を持っていることが分かりました。一方、3割弱の方は関心がないことも分かりました。また持ち家の方が8割以上おり、いつかは家族の誰かが空き家の所有者になり得る可能性があり、当事者意識を持っていただく必要があることも分かりました。
近年の少子高齢化や人口減少、核家族化などの社会的ニーズの変化および産業構造の変化などに伴う空き家の増加が大きな社会問題となっています。今後は、高齢世代の方だけでなく、空き家予防対策として若い世代に対しても問題意識を持っていただく必要があると考えます。
市に期待する支援策や対策について
将来的に、空き家はどうするべきだと思いますかについては、「売却する」、「家を解体して、駐車場や畑などの別の用途で利用する」や「改修(リフォーム)して、有効活用を目指す」と回答した方が多数を占め、行政の有効な支援策として、何が有効だと思いますかについては、「相続に関すること」、「売却に向けた情報提供に関すること」、「維持管理に関すること」であるとの回答が多い結果となりました。そのため、市ではすでに実施している支援策や対策について、より効果的な周知方法を検討し、今後も支援策を研究していく必要があると考えます。
【高齢者福祉施設】について
高齢者福祉施設について
高齢者福祉施設の数について、「現状維持でよい」が33.5%と、「分からない」を除いて最も回答が多く、60代以上でも34.2%となることが分かりました。また高齢者福祉施設のあり方について、「現状維持でよい(60歳以上が利用できる)」が6割近くを占めており、総合的に見て「現状維持」を望む方が多数であることが分かりました。今後は、今回のアンケート結果を参考に「一宮市公共施設等総合管理計画」に基づいて、施設のあり方について検討を進めていきたいと考えます。
また、60代以上の方で「(高齢者福祉施設を)利用したことがない」との回答が90.9%と最も多く、その理由として「仕事や他の活動をしていて、忙しい」が最多となり、定年の延長や趣味の多様化により、60代以上の方の生活が変化していることが推察されます。
今後の施設利用のあり方を検討する上での参考としたいと考えます。
【繊維産業の認知度】について
繊維産業に関するアンケートについて
繊維産業に関するアンケートは2016年、2020年にも行っています。今回の調査結果を2020年の調査と比較すると「尾州を知っている」や「尾州マークを見たことがある」との回答が20ポイント近く増加しており、「尾州」というブランドの認知が市内でも進んだものと読み取ることができます。
また10代で尾州マークを「見たことがある」、尾州マークが付いた商品を「持っている」と回答した方の割合が増加しました。2020年に「みんなの制服プロジェクト」が始まり、中学校の制服を通して地場産業としての繊維産業への関心が高まり、2022年4月の新制服には尾州マークの付いたものも販売されるようになったことが影響しているのではないかと考えられます。
その一方で、尾州マークが付いた商品を「持っている」と回答した方が13.2%、尾州の生地で作られた商品(衣類)を「積極的に購入したい」と回答した方が4.5%と引き続き少ない割合になりました。今後は「尾州」ブランドのPRとともに、その付加価値の周知、購入場所など身近に購入できる環境を考えていく必要があると思います。
調査結果報告書
- 集計結果については、表示単位に満たない部分を四捨五入しているため、個々の比率の合計が全体を示す数値と一致しない場合があります。
- 報告書中の「N」は、その質問に対する回答者数です。
- 調査結果については、回答者の年代別構成比の偏りを補正するため、一宮市の年代別人口の構成比に合わせてデータに重み付けをするウェイトバック集計を行いました。補正後の数値は四捨五入して整数表記をしているため、合計との差が生じている箇所があります。
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