子どもの予防接種
ページID 1001243 更新日 令和5年8月23日 印刷
お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、百日せきでは生後3カ月までに、麻しん(はしか)では生後12カ月までにほとんど自然に失われていきます。そのため、この時期を過ぎると、赤ちゃん自身で免疫を作る必要があります。その助けとなるのが予防接種です。
子どもは発達と共に外出の機会が多くなり、感染症にかかる可能性も高くなります。予防接種に対する正しい理解のもとで、お子さんの健康に役立ててください。
子どもの定期予防接種
予防接種には、予防接種法によって、対象疾病、対象者及び接種期間などが定められた定期接種と、法律では決まっていないが、感染症予防の観点から自主的に受ける任意接種があります。一宮市で実施している定期予防接種は下記のとおりです。
定期予防接種の種類(対象となる病気)
- ロタウイルス感染症
- B型肝炎予防接種
- 小児用肺炎球菌
- ヒブ(インフルエンザ菌b型)
- BCG(結核)
- DPT-IPV四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)
- DT二種混合(ジフテリア・破傷風)
- 麻しん・風しん(MR)混合(はしか・三日ばしか)
- 水痘(みずぼうそう)
- 日本脳炎
- 子宮頸がん<定期接種>
- 子宮頸がん<キャッチアップ接種>
接種方法
市内の協力医療機関での個別接種となります。希望する医療機関にあらかじめ予約をしてお出かけください。 医師の診察後、接種をします。
(注)上記以外の医療機関で接種を希望される場合は、保健予防課にご相談ください。
費用
無料
持ち物
- 母子健康手帳、健康保険証など(年齢、住所が確認できるもの)
- 予診票 (下記参照)
(注)保護者が同伴できない場合は、予防接種委任状が必要です。委任状は予診票綴りの裏表紙にあります。転入の方は保健予防課から送付した予診票に同封されています。下のPDFより印刷しての使用も可能です。
子どもの定期予防接種予診票について
生後2カ月から3歳までの間に接種を開始する予防接種の予診票を一冊ににまとめた「一宮市予防接種予診票綴」を出生届け出時にお渡ししています。(開庁時間外、市外で出生届を出された方へは、後日レターパックで送付しています。)
誕生月の翌月末に、お名前シール(バーコードシール)が個別送付されますので、予診票に貼ってお使いください。
予防接種を正しく理解していただくため、「予防接種と子どもの健康」を事前によく読んでから接種を受けましょう。
麻しん・風しん(MR)混合2期、日本脳炎2期、DT2種混合(ジフテリア・破傷風)、HPV(子宮頸がん)の予診票については、対象年齢(標準的な接種期間)に合わせて個別通知します。予診票が届いたら、有効期限内に接種を受けましょう。
送付する予診票 | 送付対象 | 送付時期 |
---|---|---|
MR2期 | 保育園・幼稚園の年長児 |
該当年度の4月中旬以降 |
日本脳炎2期 |
小学4年生 |
該当年度の4月中旬以降 |
DT2種混合 | 小学6年生 | 該当年度の4月中旬以降 |
HPV |
小学6年生の女子 |
該当年度の4月中旬以降 ※R5年度の小学6年生には7月送付。 |
市外で接種を希望される方
里帰りや入院等の理由で、一宮市内の協力医療機関以外で接種を希望される場合は、接種前に保健予防課への申請が必要です。
一宮市外(愛知県内)の協力医療機関で接種をご希望の方
※申請書を受理してから一宮市内(愛知県内)の医療機関での接種に必要な書類(広域予防接種連絡票、予診票)の発行に通常10日~2週間程度かかりますので、接種から余裕をもった申請をお願いします。(郵送の場合は、さらに時間がかかります。)
愛知県外で接種をご希望の方
※申請書を受理してから愛知県外の医療機関での接種に必要な書類(予防接種依頼書、予診票、予防接種費用助成金交付申請書)の発行に通常10日~2週間程度かかりますので、接種から余裕をもった申請をお願いします。(郵送の場合は、さらに時間がかかります。)
予診票の紛失などにより再発行を希望する方
一宮市へ転入された方
13歳未満のお子さんについて
13歳未満のお子さんの転入手続きを行った際に、「転入者用調査票(予防接種歴調査票)」をお渡ししています。今まで受けられた予防接種の接種状況を記入していただき、郵送で返信するか、「転入者用調査票」裏面の二次元コードを読み取り、申請フォーム(LoGoフォーム)から申請してください。
お子さんの接種状況により、一宮市の予診票を送付します(前住地の予診票では予防接種は受けられません)。送付までに3週間ほどの猶予をいただいておりますので、お急ぎの方は母子健康手帳を持参し保健予防課にて手続きをお願いします。
13歳以上、中学1年生の女性について
13歳以上で中学校1年生の女性の転入手続きを行った際に、「HPV(子宮頸がん)ワクチン予防接種状況のご回答のお願い」をお渡ししていますので、二次元コードを読み取り、「転入時のHPV接種歴調査票」をご入力の上、送信してください。接種状況により必要分の予診票を送付します。(前住地の予診票では予防接種は受けられません)。送付までに3週間ほどの猶予をいただいておりますので、お急ぎの方は母子健康手帳を持参し保健予防課にて手続きをお願いします。
一宮市外へ転出される方
転出日以降に予防接種を受けた場合は、その費用を負担していただくことになりますので、ご注意ください。
長期療養等で定期予防接種が受けられなかった方
長期にわたる療養を必要とする疾病にかかったことにより、定期予防接種の対象年齢内に接種を受けられなかった方については、一定の期間内であれば、定期予防接種として接種できます。
子どもの任意予防接種に関すること
骨髄移植などで再接種が必要になった方の再接種費用の助成について
⾻髄移植⼿術等の理由により、予防接種法に基づき接種した定期の予防接種の予防効果が期待できないと医師に判断され、任意で再度その予防接種を受ける20歳未満の方は、助成を受けることができます。(予防接種の種類により年齢制限があるものもあります。)
子宮頸がん予防ワクチン任意予防接種費用の償還払いについて
おたふくかぜワクチン任意予防接種費用助成について
その他の予防接種に関すること
予診票の紛失などにより再発行を希望する方
予防接種は予定通り受けましょう
予防接種のタイミングは、感染症にかかりやすい年齢などをもとに決められています。
特に赤ちゃんの予防接種を遅らせると、免疫がつくのが遅れ、重い感染症になるリスクが高まります。お子さまの健康が気になるときだからこそ、予定どおり予防接種を受けましょう。
接種年齢の考え方
- 年齢の考え方は、誕生日の前日に次の年齢になります。
未満とは誕生日前日までになります。
至るまでとは誕生日前日までになります。 - 対象年齢を過ぎて接種された場合は、定期接種外(自費)となりますので、接種の際はご注意ください。
予防接種ワクチン相互の間隔
予防接種の効果と安全性のため、ワクチンを接種した日から次の接種までの間隔を下記のとおりあけてください。なお、病気等で接種間隔が規定どおりいかない場合は、保健予防課へご相談ください。
予防接種の注意事項
- 「予防接種と子どもの健康」という冊子などで、受けようとする予防接種の内容をよく読み、十分にご理解していただいたうえで、接種にお出かけください。また、予防接種の接種間隔にご注意ください。
- 接種当日は、必ず母子健康手帳をお持ちください。母子健康手帳がないと接種できません。
- 予防接種を受けることができない子は、下記のとおりです。明らかに発熱している子。(病院で測定した体温が37.5℃以上の場合です)
下記の病気にかかった場合、予防接種を受けるまでに下記の間隔があいてない子。
麻しん:治ってから、目安として4週間あける
風しん おたふくかぜ 水痘:治ってから、目安として2~4週間あける
その他、医師が不適当な状態と判断した子。 - 医師からもらった薬を飲んでいる子は、予防接種を受けてもよいか必ず確認してください。
予防接種後の一般的注意事項
- 接種を受けた後、まれに急な副反応が起こることがあります。
接種後30分は、接種場所でお子さんの様子を観察するか、医師とすぐ連絡がとれるようにしておきましょう。
生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間、副反応の出現に注意しましょう。
接種部位のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状があった場合、接種医師に相談してださい。その後、保健予防課へもご連絡ください。 - 入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
- 接種当日は、激しい運動は避けましょう。
- 予防接種の記録を確認し、必要な時は次回の接種の計画や予約をしてから帰りましょう。
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このページに関するお問い合わせ
保健予防課 感染症グループ
〒491-0867 愛知県一宮市古金町1丁目3番地 一宮市保健所1階
電話:0586-52-3854 ファクス:0586-24-9388
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。