3月号 市民の皆さまとのコミュニケーション(意思疎通)

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ページID 1013170  更新日 2022年1月14日 印刷 

 年が明けて、1月号から市の広報紙「広報一宮」の表紙デザインが変わったことに、お気づきでしょうか?

 昨年までの市の広報紙の表紙は「上品」だったと思います。でも、市役所としては、市民の皆さまに、「ぜひ知ってほしい!ひろく見てほしい!」ことが毎月たくさん存在します。そこで私から「特に重要なテーマは、それらを見出しとして表紙に打ち出して、より多くの皆さまにページをめくってもらい、中まで読んでいただくことに力点を置くように」と関係職員へ指示しました。せっかく各世帯に配布されている、市民の皆さまとのコミュニケーションの大事なチャンネルです。これまで以上に読んでもらえるように努力を続けてまいります。

 また、この広報紙だけでなく、インターネットの世界でも、2月から市のウェブサイトを大幅に刷新しました。スマートフォン対応を進めるとともに、ツイッターやフェイスブックといったインターネットを利用したコミュニケーションツール(SNS)にも対応させました。内容の方も、報道発表資料や私の記者会見資料など、より多くの市政情報を公開しています。これからも、オープンで説明責任が果たせる市政を目指していきたいと考えています。

 この広報紙の表紙の題字ですが、「ICHINOMIYA」と一宮をローマ字で書くと、「i」の文字が三つ含まれています。平成24年に開業し、にぎわっている尾張一宮駅前ビルも愛称は「i-ビル」です。選定理由として「『i』は一宮市の頭文字であり、「愛」「私(I)」という意味があり、情報(インフォメーション)の発信基地との連想もできます」とあるとおり、このネーミングは秀逸です。もちろん表紙でもiを「インフォメーション」とする選択肢もありましたが、私は「イノベーション」を選びました。

広報一宮の題字

 「インフォメーション」には「情報」という素晴らしい訳語があります。「情けに報いる」と、無機質なデジタル情報とは異なる語感があり、味わいがあって私も大好きな日本語です。しかしながら「イノベーション」にはぴったりくる訳語がありません。辞書で引くと「革新」「刷新」とありますが、国でも和訳をあきらめたのか、政府の審議会の正式名称などでも「イノベーション」が多用されています。「革新」「刷新」という訳語にはおさまらない、もっと幅広く、技術の利活用、制度の見直し、新機軸の打ち出し等々を含めた「イノベーション」が、今の日本には求められています。

 3月議会に提出する平成28年度の一宮市の予算案にも、新しい取り組みを数多く盛り込みました。これらが「イノベーション」と広く評価されるまでに成果を上げるかどうか、これからが正念場です。市議会議員の皆さまをはじめ、多くの市民の皆さまとの意思疎通を続けながら、職員と一緒に和魂洋才で「魂」を入れていきたいと思います。引き続き、ご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。


「2016(平成28)年3月号 広報一宮」 掲載
※記事中の内容・数値などは掲載時点のものです。

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