10月号 高齢化社会と“生きがい”
ページID 1016049 更新日 2022年1月14日 印刷
敬老の日
今年は9月19日(月曜日)が敬老の日、この前後から長寿をお祝いする敬老会が、市内の連区ごとに開催されています。市長に就任して、いろいろな行事にお邪魔していますが、元気な高齢者の方にお会いすることが多く、とても感心しています。全国の65歳以上が人口に占める割合(高齢化率)は27.0%、一宮市の高齢化率は25.4%で、全国平均を少し下回っています。
“生きがい”がカギ ~文化・芸術やスポーツ~
高齢者のパワーの源は“生きがい”にあるように感じています。
生きがいを見つける機会もいろいろあるようです。連区の公民館活動では、書道や茶道、民謡などのグループが、精力的に活動されています。その他、市内には100を超える文化団体があり、芸術や文化活動を通じ充実した時間を過ごされています。(担当 生涯学習課 0586-85-7077)
また、年齢を重ねても気軽に楽しめるスポーツも盛んに行われています。グラウンド・ゴルフ、ペタンクなど「ニュースポーツ」と呼ばれるもので、イベントや各連区でのスポーツ教室なども開催されています。(担当 スポーツ課 0586-85-7078)
今年度から市が認定する「おでかけ広場」はご存じでしょうか。高齢者の方が、気軽に出かけられる場所として、民間の事業所などを会場に、茶話会やレクリエーションなどが行われています。8月末現在、市内に14カ所設置されています。(担当 高年福祉課 0586-28-9151)
ご興味のある方はそれぞれの担当課まで、お問い合わせください。
新しい社会との関わり ~ボランティア活動や農業も~
ボランティア活動など、新たな社会との関わりを持たれる方もいらっしゃいます。子どもたちを交通事故や犯罪から守る通学路での見守りや、青色防犯パトロール車による活動など、地域の活動にも積極的に参加していただいています。
他にも「はつらつ農業塾」で農業に親しむという方もいらっしゃいます。この塾は、愛知西農業協同組合・稲沢市と共同で実施するもので、作物を育て収穫する体験が味わえるだけでなく、体を動かすことから健康増進にも最適です。(担当 農業振興課 0586-28-9135)
「成長」から「成熟」へ
20世紀、日本は驚異的な高度経済成長を実現し、海外からも称賛されました。その一方で、長時間労働や公害など、大変多くの犠牲もはらいました。21世紀、一宮市は「量」よりも「質」を重視して、成長よりも成熟を意識したまちづくりを目指します。年齢を重ねても生きがいを持ち、充実した生活を送ることができるように、環境の整備や支援に取り組んでいきます。
11月13日(日曜日)には、元プロ野球選手による「ドリーム・ベースボール」を市内で開催します。通算400勝の名投手、金田正一さんも出場される予定です。金田さんは83歳を迎えた今でも講演会や少年野球の指導など、精力的に活動されています。金田さんのように高齢になられても生きがいを持ち、元気で活躍できるよう、一緒に頑張っていきましょう。
「2016(平成28)年10月号 広報一宮」 掲載
※記事中の内容・数値などは掲載時点のものです。
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