5月号 ビジネスを呼びこむ
ページID 1019585 更新日 2022年1月14日 印刷
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2017(平成29)年5月号 「ビジネスを呼びこむ」 (mp3 4.0MB)
市長の声で録音した音声データです。
ビジネスを呼びこむ
「人」が集うまちに
少子高齢化社会で、一宮市は「人を呼びこむ」施策に取り組んでいますが、市民サービスの向上、福祉や教育などの充実には、税収の確保が欠かせません。このため、市では「一宮市企業の立地の促進に関する条例」を制定し、市内に事業所を新増設する事業者に対し、奨励金の交付や税の減免などの優遇措置を行ってきました。また、先端的な事業を行う場合や、条例により指定した区域内で特定事業を行う場合には建築を特別に許可するなど、工場などを建てやすい環境づくりにも努めてきました。
これまでの成果
平成28年度までに奨励金制度を利用することになった企業は56社あります。業種で見ると自動車関連を中心とした「製造業」が32社と多くを占めます。規模が大きなものを中心に紹介すると、コンビニ向け惣菜を製造する「フジフーズ株式会社」や、ゲーム機器等を製造する「株式会社コナミアミューズメント」、医薬品の出荷を行う「アルフレッサ株式会社」、さらには航空機の部品を製造する「ダイトロン株式会社」などさまざまな業種が進出しており、産業の多角化が進みました。
また、この制度では一宮市民の雇用を条件にしているので、操業開始から2年間の雇用データを各事業所から集めており、それらを足し合わせると500人近くの働く場所を生みだしています。
もちろん地元企業のパワーアップも応援
長年にわたり地元経済・雇用を支えていただいた企業への支援も行っています。「一宮市企業再投資促進補助金」として自動車部品の製造を行う「株式会社ケーエスディー」や、のぼり旗等の製造を行う「堀江織物株式会社」、産業用ロボットシステムの製造を行う「株式会社サンメカニック」、そして、ニット生地の日本トップメーカーである「宮田毛織工業株式会社」が新工場の建設時に活用されました。
また、新しい商品開発を支援するため、平成22年度に愛知県内で初めて「一宮市新商品開発・新分野開拓事業者支援制度」を開始し、これまでの27商品を市ウェブサイトで紹介しています。さらに、地域貢献活動を行っている企業を支援する「一宮市サポートカンパニー制度」で、認定された130企業を市ウェブサイトで紹介しています。
これからの取り組み
一宮市は主要幹線道路が一体となった高速ネットワークを形成しており、とても交通アクセスの便利な地域として知られています。さらに、国(国土交通省)は新年度予算で名岐道路の整備に向けた調査に着手することを決めたので、これから早期に事業化されることが期待されます。実現すれば名神高速道路や国道22号等の渋滞が緩和され、より中部国際空港や名古屋港へのアクセスがスムーズになり、この地域への産業立地のポテンシャルが益々高まります。
この地域への視線が注がれる今を最大のチャンスととらえ、一宮市の魅力をさらに高め、それを発信することにより多くの企業を一宮市に呼びこんで地域の活性化を図ってまいります。
「2017(平成29)年5月号 広報一宮」 掲載
※記事中の内容・数値などは掲載時点のものです。
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