市長メッセージ「テレワークなど"新しい働き方"に向けて」(令和2年4月20日)

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ページID 1034812  更新日 令和2年4月20日 印刷 

<まずは自分たちから~隗より始めよ>

 一宮市でも多くのイベントや行事が中止となっています。その一方で、新型コロナウイルス対策のため、突然の会議や打ち合わせが昼夜を問わず、増えていることは、ご想像いただけると思います。それでも「人との接触を8割減らそう」「3密を避けよう」と市民に呼びかけている我々が、以前と同じような働き方をしていることに違和感はありました。そこで「“集まらない市役所”に向けて~オンライン会議の活用」を4月15日(水曜日)に発表しましたが、さらに本日4月20日(月曜日)

■テレワークをタブレット端末300台超(中部圏最大規模)で実施

■市職員の勤務可能な時間帯を大幅に延長(午前6時~夜間22時。平日に加えて

土曜日・日曜日のシフトも)といった対策を取りまとめて、発表いたしました。

<以前から一宮市は進んでいました~電子決裁、コンビニ交付など>

 「デジタル市役所」に向けて、市の幹部職員に5年前から配備してきたタブレット端末、これまでは出張先や土日の利用が主でしたが、本格的に市役所「外」で活躍してもらいます。一般職への貸出し用50台を加えた300台超、行政職1/4ほどの規模は、報道等で確認できる範囲(※東京都渋谷区・兵庫県三田市は当市より大規模。愛知県100台など)で、中部地区エリアで最大となりそうです。こうした取り組みができるのも、谷一夫(前)市長の時代に10年ほど前から電子決裁が行われるなど、ICTを取り入れる先駆的な自治体だった実績があります。住民基本台帳カード(マイナンバーカードの前身)での住民票写しのコンビニ交付も、愛知県内で唯一、行われていました。

<改善しながら“新しい働き方”を>

 もちろん、どうしても現場で対面対応が必要など、テレワークに適さない、難しい部署もあります。それでも部分的に、例えば「午後だけテレワークができないか」など、いろいろ職員にはチャレンジしてもらいます。そして、そこに「足を運ぶ」、みんなで「いる」ことに重きを置く文化も変えていければ、と思います。農業や工業・ものづくりの時代は、みんなが一緒に同じ場所で汗をかくことが必要でした。が、21世紀のICT社会、もっと柔軟な働き方も作り出していかねばなりません。この緊急事態を機に、“新しい働き方”実現に向けて成果が出せるよう、職員とともに全力で取り組みます。改善のため、うまく行かない点もあわせて進捗を公表していきます。新たな取り組みに、引き続きのご注視を、お願いいたします。

                        令和2年4月20日        一宮市長 中野 正康

<追伸:私自身も>

 市長就任2015年2月以来、トップセールスなどで各地を飛びまわらせてもらっています。昨年2019年を振り返った実績でも、市外への出張が150日、内訳で東京が50日、その他の名古屋市などが100日でした。そんなスケジュールでも、移動のクルマや電車の中でタブレットを使って、電子決裁を行い、回覧板で指示をだし、市民ポストへのご意見等に目を通すことで、公務を進めてきました。市のシステムのおかげで、場所にとらわれない働き方を実践させてもらっていますが、さらに市役所全体で“新しい働き方”を追求してまいります。

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