1月号　新春を迎えて

• 2021（令和3）年1月号　市長メッセージ「新春を迎えて」 （mp3 3.3MB）
  市長の声で録音した音声データです。

新春を迎えて

　新年のごあいさつを申し上げます。

　昨年は「コロナ」一色の年でした。横浜のクルーズ船のニュースから始まった新型コロナウイルス感染症により、3月からは市内の小中学校でも一斉休校、そして4月には緊急事態宣言で店舗の営業を控えていただくなど、これまでにない不便や不安を、市民や事業者の皆さまにおかけしたこと、心苦しい限りでした。

　この年末年始も、市民の皆さまには“3密”を避けていただくなど例年とは異なる過ごし方をお願いしております。なんとか皆さまと力を合わせて、この難局を乗りこえて、今年こそは明るいニュースにあふれる年にしていきたいと願っております。

　4月には、尾張地域で初めての中核市へ移行します。コロナ対策で中心的な役割を果たす保健所をはじめ、多くの仕事が県から市へ移ります。
■事務手続きのスピードアップ
■部署の枠をこえた連携
■独自ルールを取り入れたオリジナル施策
を柱に、例えば「福祉総合ワンストップ相談窓口」の設置など、市民の皆さまにメリットを実感していただける施策の準備を進めております。

　9月には中島郡一宮町が「一宮市」となって100周年となります。この節目の年を、まちの魅力を再発見・再確認し、地元への誇りを育む機会にしたいと考えています。1月の林修先生の講演会を皮切りに、市民の皆さまに企画していただく事業などを幅広く展開して、笑顔あふれる元気な一宮市を次世代に引き継いでまいります。

　コロナ禍で厳しい状況ではありますが、事態が好転するように全力で取り組んでまいりますので、市政へのご理解とご支援をお願い申し上げます。

「2021（令和3）年1月号 広報一宮」 掲載
※記事中の内容・数値などは掲載時点のものです。