5月号 緑

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID 1040223  更新日 2022年1月14日 印刷 

愛知県植樹祭 5月29日(土曜)

 緑は地球に住むすべての生物にとっての共有財産であり、緑を未来の世代へ引き継いでいくことは、今を生きる私たちの責務です。緑化推進の取り組みは、国連の定める「持続可能な開発目標(SDGs)」にも大きく貢献します。

 愛知県では、毎年春の緑化強調期間(4月1日から5月31日)の中心行事として植樹祭を開催し、緑化関係功労者の表彰や記念植樹を行っています。本年度はコロナ禍により規模を縮小しての開催ですが、市制100周年を記念して、一宮市で5月29日(土曜日)に行われることになりました。

ツインアーチ138も木製リニューアル

ツインアート138のイメージ


 愛知県植樹祭の会場となる「いちい信金アリーナ(一宮市総合体育館)」の近くには、市のランドマーク「ツインアーチ138」があります。

 ツインアーチ138は、国に設置要望を行い、1995(平成7)年4月29日(旧みどりの日)に、一宮(いち・み・や)にちなんで138mのアーチタワーとしてオープンしました。これまで延べ400万人を超える皆さまに入館して頂きました。オープンして26年が経過し、施設の老朽化も目立ち始めたため、開園以降で初めての大がかりな改修により、展望階の木質化を行いました。あわせて、新型コロナウイルス感染症対策として、券売機のキャッシュレス化や入退場ゲートの自動改札化を行い、3月20日にリニューアルオープンしました。展望階の改修には、新しく導入された国の森林環境譲与税を活用し、国産木材を用いて「ぬくもりある空間」として皆さまをお迎えしています。

写真:喫茶店「ビッグツリー」
展望会の喫茶店「ビッグツリー」

 展望階の喫茶店「ビッグツリー」に納入された家具の一部には、長野県木曽郡木祖村の木材が使われています。木曽川源流の里である木祖村は、江戸時代には尾張藩の直轄地となって、ヒノキを中心とする林業が発展しました。現在、本市とは木曽川の上下流域の関係としてさまざまな交流を行っています。毎年夏休み、市内の親子を対象に「親子木曽川源流探検隊」として、木祖村のダム見学やイワナのつかみ捕りなどを行う自然学習ツアーを実施しており、参加者に好評をいただいております。

私たちの庭の会

写真:「私たちの庭の会」の活動の様子


 ボランティア団体“私たちの庭の会”は、谷一夫前市長の「公園を『私たちの庭』にしませんか」という市民への呼びかけがきっかけとなり、1999(平成11)年に発足しました。現在、10支部・会員約100名で活動をしています。

 市内9カ所の公園・2カ所の駅前広場で、花壇のデザインや花苗の植え込み、花の生育の管理や花壇周辺の清掃を行っています。公園を「地域市民(私たち)の庭」として管理することにより、花と緑で来園者や通行人の心に潤いや豊かさを与え、地域社会の快適な生活環境づくりに多大な貢献をされています。

 昨年はめでたく会発足20周年を迎え、「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰をはじめ、「みどりの日」自然環境功労者大臣表彰、全国花のまちづくりコンクール優秀賞などの多数の表彰を受けられました。“私たちの庭の会”に関心のある方は是非、公園緑地課までお問い合わせください。

 本市ではこれからも引き続き、緑の豊かな潤いのある地域づくりに取り組んでまいります。


 

「2021(令和3)年5月号 広報一宮」 掲載
※記事中の内容・数値などは執筆時点のものです。

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください

このページに問題点はありましたか?(複数回答可)
       

このページに関するお問い合わせ

広報課
〒491-8501 愛知県一宮市本町2丁目5番6号 一宮市役所本庁舎6階
電話:0586-28-8951 ファクス:0586-73-9128
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。