3月号 コロナ対策「ワクチン」準備中

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ページID 1039293  更新日 2022年1月14日 印刷 

コロナ対策「ワクチン」準備中

感染症対策としての「ワクチン」

 新型コロナウイルスワクチンの研究開発が、国内外で精力的に行われています。政府は、ワクチン接種を新型コロナウイルス感染症対策の切り札と位置づけています。市としても、迅速かつ適切に市民の皆さまに接種できるよう、市医師会など関係機関の協力を頂きながら準備を進めています。

 接種は無料で、2回受けて頂きます。全国民分のワクチンを一度には確保できず、徐々に供給される見込みのため、接種順位が国で決められています。まずは新型コロナウイルスの脅威に立ち向かい、最前線で戦ってくださっている医療に従事される方などから接種が始まります。

まずは3月から高齢者へお手紙をお送りします

 その次は、新型コロナウイルスに感染すると重症化の危険がある、基準日(令和4年3月31日)で65歳以上(昭和32年4月1日以前生まれ)の方です。感染した方のうち重症化する割合を見ると、50歳代以下の0.4%に対して、60歳代以上は3.0%、死亡する割合は、50歳代以下の0.07%に対して、60歳代以上は5.7%と高くなっています(厚生労働省 令和3年1月6日時点速報値)。このことからも、特に高齢者の方には、感染予防のため、また感染しても重症化しないために、安全で有効なワクチンを接種していただきたいと考えています。

 ワクチンの供給時期は流動的となっており、高齢者の方への接種は早くても4月以降となる見込みです。市では、3月中には接種開始のお知らせや接種券と接種済証が1枚のシートになったクーポン券をご自宅に郵送する予定です。また接種予約の受付は、ワクチンの配分が決まってから開始することになります。

 65歳未満の基礎疾患を有する方、高齢者施設等の従事者、それ以外の一般市民の方には、ワクチンの供給量などを踏まえて順次クーポン券をお送りしていきます。

ワクチン接種コールセンター 0586-52-7755 クーポン券の発送にあわせて開設

ご心配な方は、かかりつけの医師に相談を

 一般に、感染症にかかると、原因となる病原体に対する免疫ができることで、その感染症に再びかかりにくくなり、また、かかっても症状が軽くて済むようになります。ワクチン接種は、このような体の仕組みを使って病気に対する免疫力をつけることをいいますが、副反応を心配される方もいらっしゃると思います。

 新型コロナワクチンの副反応について、日本で使われる予定のワクチンでは、今のところ重大な安全性の懸念は認められていません。しかし、一般的にワクチン接種では副反応による健康被害の発生は極めて稀ではあるものの、無くすことができないことから、救済制度が設けられています。新型コロナワクチンでも万一の場合には救済を受けられますが、健康被害を避けるため、過去にかかった病気や現在の健康状態などについて、接種前に医師とご相談いただきたいと思います。特に、健康状態や接種に対する不安のある方は、かかりつけの医師とよく相談した上で接種されることをお勧めします。

 本市では、病院や診療所など医療機関での接種と、保健センターなど公共施設での接種の両方式で行うように準備を進めています。

 感染拡大を防ぐため、皆さまの接種へのご協力をお願いいたします。【2月10日執筆】

クーポン券のイメージ画像と、2回接種が必要と分かる封筒裏面の写真


 

「2021(令和3)年3月号 広報一宮」 掲載
※記事中の内容・数値などは執筆時点のものです。

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